【J1採点&寸評】横浜 1-0 FC東京|“不敗記録”を更新させた助っ人CFが文句なしのMOM!

2017年08月26日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

横浜――堅牢なディフェンスを見せた2CBは「6.5」。

【警告】横浜=松原(29分) FC東京=大久保(90分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ウーゴ・ヴィエイラ(横浜)

[J1リーグ第24節]横浜 1-0 FC東京/8月26日/日産スタジアム
 
【チーム採点・寸評】
横浜 6.5
前半を0-0で終えるのは、ある意味、いつもの勝ちパターン。攻撃の強度をやや高めた後半は、相手陣内でのプレー回数とCKの本数は増え、ワンチャンスを生かして途中出場のH・ヴィエイラが決勝点をねじ込む。最後はCB栗原の投入で3バック気味に守り、逃げ切った。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 6
スペースを狙ったグラウンダーのキックは、惜しくもつながらず。89分には中島に決定的なシュートを浴びたが、これはバーに救われた。
 
DF
27 松原 健 6
寄せられても慌てずにボールをコントロール。近くにいるマルティノスや喜田とのパス交換で局面の打開を図った。
 
22 中澤佑二 6.5
前半終了間際の前田とのマッチアップでは格の違いを見せつける。エアバトルも安定し、圧巻のディフェンス技術でクリーンシートを達成。攻撃のスイッチを入れる縦パスも。
 
34 ミロシュ・デゲネク 6.5
18分には思い切りの良いミドルを放つも、これは決まらず。本職の守備では、早い戻りで撥ね返す。中央から攻め込まれても、サイドから崩されても、ゴール前では中澤とのコンビで鉄壁の壁を築いた。
 
24 山中亮輔 6
ひとつ前の齋藤をタイミング良く追い越すオーバーラップが光る。クロスの質も高く、チャンスメイクに貢献した。
 
MF
5 喜田拓也 6.5
巧みな身体の使い方でボールをキープし、高い危機察知能力でこぼれ球を処理。中盤の攻防で存在感を放った。
 
6 扇原貴宏 6.5
タッチライン際を走る味方にピタリとつけるロングパスはさすが。勝負どころを見極めて、ニアゾーンに侵入してH・ヴィエイラの決勝点をアシストした。
 
20 マルティノス 5.5(90+2分OUT)
14分の右足シュートはコースが甘くキャッチされる。52分と62分にも決めてもおかしくないチャンスがあったが、この日はゴールが遠かった。
 
14 天野 純 5.5(81分OUT)
狭いエリアでも消極的にならず、果敢に相手ゴールに向かったプレーを見せる。球際も激しく勝負したが、自慢のセットプレーはこの日は不発に終わる。
 
10 齋藤 学 6
序盤から攻守にキレのあるプレー。縦への突破から、"触ればゴール"というクロスを供給したが、誰も合わせられなかったのは残念だった。

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