【J1採点&寸評】川崎2-1札幌|奈良が相手の長身FWを封殺!敗れた札幌の希望は…

2017年08月20日 江藤高志

川崎――チョン・ソンリョンのミスは軽率過ぎた。

【警告】川崎=エウシーニョ(10分)、奈良(30分)、E・ネット(51分)、家長(90+2分) 札幌=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】奈良竜樹(川崎)

[J1リーグ 23節]川崎2-1札幌/8月19日/等々力

【川崎 2-1 札幌 PHOTO】札幌に競り勝ち川崎が3連勝!

【チーム採点・寸評】
川崎 6.5
達成感が出て当たり前の鹿島戦直後の難しい試合をうまくコントロール。前半からチャンスを作り続けた。1失点が悔やまれるが、個のミスで仕方ない。勝てたことを評価したい。
 
【川崎|採点・寸評】
GK
1 チョン・ソンリョン 4.5
失点のミスはいただけない。マイボールを不用意なロングキックで相手ボールにしてしまった判断も残念。プレー機会が少なかったことも試合に入るのを難しくさせたか。
 
DF
18 エウシーニョ 6
神出鬼没ぶりを発揮した前半の決定機を始めとして、攻撃面で良さを出せていた。守備でも守れており、良い内容だった。
 
3 奈良竜樹 7
MAN OF THE MATCH
長身選手を擁する札幌攻撃陣に一歩も引かず抑え込んだ。ボールを保持した場面では、前からのプレスに対し積極的に前を向いたり、臆せずパスをつなぎリズムを作った。
 
5 谷口彰悟 5.5
強気のラインコントロールで札幌の攻撃を封じ、高さのある相手FW陣に対しても粘り強く対応した。良かっただけに、失点につながったミスが悔やまれる。
 
7 車屋紳太郎 6
都倉が流れてくるなか、1対1でよく戦っていた。攻撃時には積極的に前に出ており、攻守に奮戦。押し込まれた後半をよくしのいだ。
  
MF
21 エドゥアルド・ネット 6.5
守備で良さを発揮しつつピッチを上下方向に移動し、ここぞというタイミングで攻撃参加。コンビネーションが決まっていれば決定機、という場面に顔を出し続けており、非常に良いプレー出せていた。
 
10 大島僚太 6.5
パスを散らしながらリズムを作り出し、先制点の場面に象徴されるように攻撃の起点として機能。自らもポジションを上げてシュートチャンスに絡んだ。
 

次ページ川崎――家長が変化を与える存在として十分な働き。

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