【J1採点&寸評】札幌 0-2 横浜|齋藤学の突破力、中澤佑二の老練さが際立つ。札幌はエースの退場が響く

2017年08月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

札幌――チャナティップは定位置を確保したと言っていい。

【警告】札幌=都倉、荒野、横浜=扇原、H・ヴィエイラ
【退場】札幌=荒野 横浜=なし
【MAN OF THE MATCH】齋藤 学(横浜)

[J1リーグ21節]札幌 0-2 横浜/8月9日/札幌ド
 
【チーム採点・寸評】
札幌 5.5
今季リーグ戦ではここまでアウェーでは未勝利だが、ホームではしっかりと力を出せていた。しかし、今節はセットプレーからの失点と都倉の退場による数的不利があまりにも大きく響いてしまった。
 
【札幌|採点・寸評】
GK
25 ク・ソンユン 5
前節は出場停止。復帰戦となったこの試合では、試合勘に問題があったのか、あまりにも痛い失点の仕方だった。
DF
15 菊地直哉  6
読みの鋭い守備を見せつつも、後方からのパス出し役としても存在感を発揮した。能力の高さ見せた。
 
4 河合竜二 5.5(72分OUT)
古巣が相手とあってモチベーションは最高潮。スピード不足も感じたが、肝心なところではさすがの狡猾で気の利いた守備を披露
 
24 福森晃斗 6
この日はキックの精度が若干もの足りなかったが、そのぶん、出足の速い守備でしっかりと仕事をこなしていた。
 
MF
23 マセード 5.5
積極的な仕掛けは見せるものの、この日はクロスがいまひとつ。また、相手の山中を止めきれなかった。
 
27 荒野拓馬 6
オン・ザ・ボールではあまり見せ場はなかったが、ピッチ狭しと走り回る姿は周囲に力を与えていたはず。
 
6 兵藤慎剛 6(87分OUT)
古巣相手の2度目の対戦。前回対戦のリベンジを果たすべく、高い意欲でボールを追いかけ続けた。
 
18 チャナティップ 6
3戦連続で先発出場。もはや定位置を確保したと言っていい。高い位置からの仕掛けなど、積極性を示していた。
 
 38 菅 大輝 5
前節に続いての得点も期待されたが、この日はイージーなミスパスなど、なかなかリズムに乗り切れなかった。

次ページ札幌――高さで崩すのか、地上から崩すのかがはっきりせず。

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