【J1採点&寸評】神戸 1-2 鹿島|常勝軍団の背番号33が殊勲の2発! 左右のアタッカーも高く評価

2017年08月09日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

神戸――左SB藤谷は健闘を見せたが…。

【警告】神戸=高橋(14分)、岩波(60分)、藤谷(82分)、伊野波(90+1分) 鹿島=レアンドロ(26分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】金崎夢生(鹿島)

[J1リーグ第21節]神戸 1-2 鹿島/8月9日/ノエビアスタジアム神戸
 【神戸1‐2鹿島 PHOTO】神戸に先制されるも、金崎の2発で鹿島が逆転勝ち!
【チーム採点・寸評】
神戸 5.5
2ボランチと2CBによるビルドアップは安定感があり、中盤の守備の強度も高く、鹿島を十分に苦しめたのは間違いない。セットプレーから幸先良く先制するも、同点とされた後は相手の勢いを撥ね返せず、痛恨の逆転負けを喫す。
 
【神戸|採点・寸評】
GK
18 キム・スンギュ 5.5
24分のレアンドロとの1対1は完璧にセーブ。しかし、86分の金崎との1対1ではドリブルでかわされて、逆転弾を許した。
 
DF
34 藤谷 壮 6(87分OUT)
5試合ぶりの先発。鋭い出足でボールを奪い、果敢なビルドアップで攻撃に勢いをもたらす。個人としての出来は及第点だった。
 
5 岩波拓也 5.5
13分、金崎の決定的なシュートをブロック。長短の高精度のフィードで攻撃を援護したが、2失点目の場面では金崎に背後を取られた。
 
3 渡部博文 5.5
機動力のある鹿島の2トップ相手にしぶとく対応し、CKからヘッドで先制点を奪ってみせる。ただ、押し込まれた時に反発力を示せなかった。
 
22 橋本 和 5.5
サイドチェンジをもらう動きは悪くないが、クロスの質が今ひとつ。守備面では逆サイドからのボールは危なげなく処理した。
 
MF
16 高橋秀人 5
5月の13節・C大阪戦以来のスタメン。中盤の守備力を高めものの、同点弾の場面ではアシストした中村への対応が遅れる。不用意にスペースを空けるポジショニングも課題あり。
 
14 藤田直之 5.5
左膝の負傷から復帰初戦。かわされてもその後の修正は早かったが、あっさりと抜かれるシーンが散見された。
 
13 小川慶治朗 5
右サイドで起点になりつつも、効果的な絡みは少なかった印象。運動量は多かったのだが、脅威は与えられなかった。
 
29 大森晃太郎 5.5(71分OUT)
左サイドにとどまらず、幅広く動き回り、攻撃のテンポアップを図る。20分には至近距離からシュートも決め切れず。後半はトーンダウン。
 

次ページ神戸――2トップは持ち味を発揮したが結果を残せず。

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