【J1ベストイレブン】広島に新加入の強力助っ人をMVPに! 5試合連続ゴールのC大阪アタッカーも堂々の選出|20節

2017年08月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

G大阪を相手に失点0で抑えた甲府のDF2名も選出。

【20節のベストイレブン】

 J1リーグは8月5日に20節の9試合を行なった。ここでは、その9試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。

 【選出理由】
 広島の強力助っ人が獅子奮迅の働きを見せた。新加入のパトリックは突破、ボールキープ、動き出しなど、アタッカーに必要な多くの要素を高いレベルで兼備し、最前線で十分な輝きを放っていた。58分には同点ゴールを決めるなど決定的な仕事もこなし、1ゴール・2アシストの大活躍。最高点の『7.5』で今節のMVPとした。
 
 パトリックと2トップを組むのは開始26秒での先制点などでチームを勢いづけ、5試合連続でゴールを挙げているC大阪の杉本健勇。また濃霧のなか集中力を保ち、前半終了間際に完璧な先制点を決めた土居聖真をシャドーに配置した。
 
 2ボランチには、パトリックへのパスで再三チャンスを作った広島の青山敏弘。猛暑の中でも走り切り、圧巻のプレーを見せたC大阪の山口蛍をセレクトした。
 
 両翼には浦和の菊池大介と柏のクリスティアーノを選出。前者は4月以来の先発出場で、チームに粘り強さやしぶとさといったこれまで足りなかった要素をもたらし、後者は強烈なミドルで決勝ゴールを挙げる働きを見せた。
 
 そのほか、G大阪を相手に失点を0に抑えた甲府からはエデル・リマ、新井涼平、敗色濃厚なチームを救った川崎から谷口彰悟を、それぞれ3バックに配置。GKには難しいシュートも安定したセービングで防ぎ、勝利に大きく貢献した鳥栖の権田修一を選んだ。

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