【J1展望】神戸×鹿島|ポドルスキ擁する神戸は、堅守・鹿島の牙城を崩せるか?

2017年08月08日 サッカーダイジェスト編集部

神戸――陣形をコンパクトに保ち、ポドルスキを効果的に活かせるかが鍵。

故障者/神戸=レアンドロ、高橋峻 鹿島=クォン・スンテ、P・ジュニオール、町田
出場停止/神戸=田中英 鹿島=小笠原

J1リーグ 21節
ヴィッセル神戸-鹿島アントラーズ
8月9日(水)/19:00/ノエビアスタジアム

ヴィッセル神戸
今季成績(20節終了時):10位 勝点29 9勝2分9敗 24得点・26失点


【最新チーム事情】
●前節の柏戦を1-3で落とす。
●天皇杯ラウンド16(4回戦)の対戦相手が松本に決定
●前回リーグ対戦時(5月14日@カシマ)は2-1で勝利。

【担当記者の視点】
 3連勝が懸かった前節の柏戦を落とし出直しとなる一戦だ。ここ8戦負けなし(7勝1分)の鹿島は、組織の完成度が高く隙を突く巧さも際立つだけに、コンパクトな陣形を保ちながら相手の起点を上手く潰したい。

 オフェンス面では、柏戦で不発に終わったポドルスキを効果的に活かせるかが鍵。味方との連係に課題が残るも、前を向かせればワールドクラスの一撃が期待できるのは大きい。

 もちろん、総失点がリーグで2番目に少ない鹿島の守備陣を崩すのは容易ではないが、場合によってはタイトなマークが予想されるポドルスキを"おとり"に使い、渡邉や2列目のアタッカー陣を生かしながら「金星」を手繰り寄せるのもひとつの手だろう。

次ページ鹿島――守護神も好守を連発する守備の充実。

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