【J1採点&寸評】C大阪3-1FC東京|2点に絡んだ水沼、決勝点の松田やソウザも高く評価。FC東京は永井が脅威になったが…

2017年07月03日 前田敏勝

C大阪――松田が古巣相手に会心の決勝点。

【警告】C大阪=杉本(83分) FC東京=東(49分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】水沼宏太(C大阪)

 [J1リーグ17節]C大阪 3-1 FC東京/7月2日/金鳥スタ
 
【チーム採点・寸評】
C大阪 6.5
前半に先手を許すも動じず、後半の猛攻で逆転し、守備を固めた後もカウンターが機能。前半戦での成長を感じさせる勝利で暫定首位に浮上した。
 
C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 6 
カウンターで食らった1失点はGKとしてはどうしようもないもの。複数失点を許さなかったことが勝因。キックの精度も抜群だった。

DF
2 松田 陸 6.5
待望していた古巣との初対決で、気合いのこもったプレーを随所に披露。後半には水沼との連係も冴え、ユン・ジョンファン監督もびっくりの決勝点を記録。

14 丸橋祐介 6 
前半から積極的な攻め上がり、クロスなどでチャンスを演出。後半もタフにハードワークを続け、カウンターでの推進力も高かった。
 
22 マテイ・ヨニッチ 6
失点時には山下とのコミュニケーションミスで対応が遅れた。ただ、その後は強固な壁となり、P・ウタカや永井らの突破を阻止し続けた。
 
23 山下達也 6
失点時はハーフウェイライン付近で果敢に取りに行ったことが裏目に。それでもショックを引きずらず、落ち着いた守備対応で追加点を許さず。

MF
6 ソウザ 6.5 
ボールのあるところには常に顔を出し、独特の間合いからのパスやシュートで相手を翻弄。勝利を決定づけるミドルシュートは会心の一撃。

10 山口 蛍 6
チャレンジの縦パスでミスも見られたが、守備範囲の広さ、爆発的な運動量と推進力は今回も発揮。終盤のカウンターチャンスにも顔を出す。

次ページC大阪――ユン・ジョンファン監督の修正が効いた。

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