【J1展望】柏×鹿島|首位の柏が昨季王者を迎え撃つ。鍵はサイドの攻防にあり

2017年07月01日 サッカーダイジェスト編集部

柏――“キム・ボギョン効果”が早くも表れるか。

故障者/柏=なし 鹿島=植田、町田
出場停止/柏=なし 鹿島=なし

J1リーグ17
柏レイソル-鹿島アントラーズ
7月2日(日)/18:30/日立柏サッカー場
 
柏レイソル
今季成績(16節終了時):1位 勝点34 11勝1分4敗 24得点・14失点
 
【最新チーム事情】
●6月30日、全北現代からキム・ボギョンが合流。Kリーグはシーズン中だったこともあり、「コンディションは非常に良い」と下平隆宏監督も太鼓判を押す。
●トレーニングでは攻守に分かれて細部に渡り戦術をチェック。鹿島との大一番に向け入念に準備した。
●甲府時代のJ初得点と柏移籍後の初得点を、鹿島から挙げている伊東は、昨季のホーム&アウェーの鹿島戦2試合で1得点・2アシスト。「良いイメージがある」とサイド攻略に自信を窺わせる。
 
【担当記者の視点】
 6月30日、キム・ボギョンが合流。出場は7月30日の仙台戦からとなるが、新戦力の加入は早くも現有戦力たちに大きな刺激を与えている。
 
 この韓国人MFとポジションを争うと見られる中川、伊東、武富は、定位置確保のために結果を強く意識。鹿島戦でのアピールに燃える2列目の選手を中心に、鋭いサイド攻撃を仕掛けられるかが、勝敗を分けるポイントとなる。チーム内競争をさらに活性化させる"キム・ボギョン効果"は、早くも結果となって表われるだろうか。
 
 また、前節の札幌戦で、途中出場から決勝ゴールを決めたD・オリヴェイラも調子を上げている。この助っ人FWの起用法にも注目したい。

次ページ鹿島――大岩アントラーズの真価が問われる一戦だ。

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