【J1採点&寸評】横浜 2-0 神戸|4連勝のトリコロール。攻守に絶大な存在感を放った背番号6がMOM

2017年06月25日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

横浜――ベテラン中澤が貫禄のディフェンスを披露。

【警告】横浜=なし 神戸=小川(21分)、伊野波(70分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】扇原貴宏(横浜)

[J1リーグ第16節]横浜 2-0 神戸/6月25日/日産スタジアム

【横浜 2-0 神戸 PHOTO】神戸に2-0の完勝でトリコロールが4連勝!

【チーム採点・寸評】
横浜 7
ほぼパーフェクトの内容。序盤から押し込まれる時間帯が長く続くも、前半はしっかりとゼロで抑え、後半の早い時間帯に中町のゴールで先制。追加点をなかなか奪えなかったが、最後にH・ヴィエイラが仕留める。"らしい"戦いぶりでリーグ戦4連勝を飾る。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 6
前半終了間際の渡邉との1対1はファインセーブ。プレスをかけてくる相手の位置をよく見たフィードが光った。
 
DF
13 金井貢史 6
前節に続いて、右SBでプレー。渡邉や伊野波、小川には粘り強く対応。この日は守備の仕事のほうが多く、攻撃面はやや物足りなかったか。
 
22 中澤佑二 6.5
的確な読みと相手より先に足を出して、縦パスを通さず。20分、危険な位置で小川を封じ込めたディフェンスは貫禄があった。
 
2 パク・ジョンス 6
代表招集のデゲネク、負傷の栗原に代わり、リーグ戦初先発。34分のセットプレーのチャンスに頭から飛び込むも、決め切れず。本職の守備は問題なし。
 
24 山中亮輔 6.5(83分OUT)
確かなテクニックを駆使して左サイドからの攻撃に厚みを加える。狙いすましたクロスで中町のゴールをアシスト。セットプレーの後の守備を危なげなくこなした。
 
MF
8 中町公祐 6.5
扇原よりも攻撃的に振る舞い、相手のバイタルエリアで脅威を与える。優れた戦術眼による組み立ては相変わらず。値千金の先制点を左足で流し込んだ。
 
MAN OF THE MATCH
6 扇原貴宏 7
テンポ良くボールを出し入れし、長いパスを使って両サイドを走らせる。最終ラインに落ちてからの配給も悪くなかった。身を挺したスライディングタックルなど守備の厳しさも頼もしく、攻守両面で絶大な存在感を放った。
 
10 齋藤 学 6
18分には渡部を股抜きして決定機を迎えるも決め切れなかった。持ち前の突破力を発揮するシーンは少なくなかったが、またもや今季初ゴールはお預けに。
 
14 天野 純 6
質の高いミドルパスを供給。要所でプレーに絡みながら、相手のSBの裏を突く動き出しからでもチャンスメイクした。
 
20 マルティノス 6.5
果敢に前を向いて、攻撃をスピードアップするワンタッチパスも。イージーなボール逸はあったが、後半は持ち前の打開力でチームを助けた。
 
 

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