【J1展望】広島×大宮|残留争いライバル対決は「我慢」がキーワード

2017年06月24日 サッカーダイジェスト編集部

広島――先制点を取るという気持ちがほしい。

故障者/広島=佐々木、川崎 大宮=なし
出場停止/広島=なし 大宮=なし

J1リーグ15
サンフレッチェ広島×大宮アルディージャ
6月25日(日)/18:30/エディオンスタジアム広島
 
サンフレッチェ広島
今季成績(15節終了時):17位 勝点10 2勝4分9敗 12得点・23失点

【最新チーム事情】
●負傷から回復した森崎和幸、主力組でトレーニング。
●天皇杯で3得点。好調を維持する控え組。
●脳震盪から回復した柏好文、大宮戦に間に合いそう
 
【担当記者の視点】
 非常に良い内容のサッカーを見せながらも勝てない。それが、今の広島の力である。人に対して厳しい守備を仕掛けながらも、相手が修正してくるとその変化についていけず、我慢できずに失点してしまう。失点した後に攻撃を仕掛け、チャンスを作るところまではいけるが、最後にネットを揺さぶれない。

「大宮は前線にタレントがいるし、監督が替わって状態が上向いている」と水本裕貴は警戒を隠さない。大黒柱である森崎和幸が戻ってくることで、攻守ともにクオリティが向上する確率は高いが、チャンスを得点につなげられないと守備も我慢し続けることも難しくなる。

 今季は、先制点を決めた試合は15試合中わずか4試合。相手に先制を許さないことも大切だが、気持ちは先制点を取るという方向性がほしい。鹿島戦の後半から選手たちに復活した積極性を試合開始から発揮したい。

次ページ大宮――素早い切り替えによる守備とポゼッションによって寸断したい。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事