「とにかく彼を真似したよ」「ジダンと私が似ているのは髪型さ」――サッカー界の注目コメント集

2017年06月16日 遠藤孝輔

「イグアインの方が完璧」とバッサリ斬られたが。

バティストゥータへの憧れを改めて口にしたカバーニ。その隣国のレジェンドの領域へと足を踏み入れる日は、はたして訪れるのか。(C)Getty Images

≪注目コメント①≫
「とにかく彼を真似したよ」
発言者
エディンソン・カバーニ
(パリSG/ウルグアイ代表)

 2016-17シーズンのリーグ・アン得点王に輝いた点取り屋には、いまなおリスペクトしてやまない人物がいるという。それは元アルゼンチン代表のガブリエル・バティストゥータ。かつてそのレジェンドから「ゴンサロ・イグアインの方がより完璧なフォワードだ」とバッサリ斬られたが、まるで意に介していないようだ。


≪注目コメント②≫
「まだ大使になるべきじゃない」
発言者
ズデネク・ゼーマン
(ペスカーラ監督)

 中国やMLS行きが噂されるフランチェスコ・トッティの将来について、ローマで指導した経験を持つ老将が口を開いた。教え子の才能に惚れ込む70歳は「まだ第一線でやれる」との考えを示し、「入団テストに来てくれるなら歓迎だ」とラブコールを送った。ただ、ペスカーラが戦うセリエBも第一線とは言い難い気が……。


≪注目コメント③≫
「ジダンと私が似ているのは髪型さ」
発言者
ジョゼップ・グアルディオラ
(マンチェスター・シティ監督)

 長丁場のシーズンを終え、すっかりリラックスしていたのか。同世代の監督の活躍ぶりについて訊かれた名将が、自虐的なコメントで報道陣の笑いを誘った。チャンピオンズ・リーグを連覇したジネディーヌ・ジダンとは対照的に、自身はマンチェスター・シティでの1年目を無冠で終えたが、2017-18シーズンは光り輝くトロフィーをその頭上に掲げられるか。


≪注目コメント④≫
「バロテッリはドルトムントでプレーする」
発言者
ミーノ・ライオラ
(代理人)

 大物代理人による爆弾発言だ。リーグ・アンで15得点を挙げた顧客のブンデスリーガ行きを明言したのだ。たしかに、ドルトムントは退団濃厚なピエール=エメリク・オーバメヤンに代わるCFを探している。しかし、現所属先のニースを含め、クラブ側の発表は一切ない。都合の良い方便か。ファンもメディアも困惑気味だ。


文:遠藤孝輔

※ワールドサッカーダイジェスト2017.07.06号より加筆・修正
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