コンフェデより豪華? U-21欧州選手権に若きタレントが集結!

2017年06月15日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

前回大会はリンデロフを擁したスウェーデンが初優勝。

若手の見本市とも言われる大会に出場するサウール。すっかり強豪アトレティコの中心だけに、まだ22歳という年齢に驚かされる。(C)Getty Images

 2年に一度開催されるUEFA U-21欧州選手権が、6月16日から6月30日にかけてポーランドで開催される。21回目を迎える今大会は、出場チーム数が8チームから12チームに拡大された。
 
 チーム数の増加によって、スペイン、イングランド、イタリア、ドイツなど多くの有力国が本大会に駒を進め、レベルの高い試合が期待できる今大会。各国とも多くのA代表経験者を揃え、同時期に行なわれているFIFAコンフェデレーションズカップ2017にも引けを取らないタレントが集結している。
 
 そんな若きタレントたちを市場推定価格で順位付けしてみたので紹介しよう。
 
 1位に立ったのは、アトレティコでレギュラーに定着しているスペインのサウール・ニゲス(4000万ユーロ=約48億円)。好守に貢献するダイナモとしてチャンピオンズ・リーグベスト4進出にも大きく貢献した。
 
 2位は昨年のユーロ2016でブレイクしたポルトガルのレナト・サンチェス(3000万ユーロ=約36億円)。2016―17シーズンは、バイエルンで小さくない失望を与えたが、同年代が揃う今大会で再起を誓う。同じく2位には、フィオレンティーナで11得点を挙げたイタリアのフェデリコ・ベルナルデスキがランクインしている。
 
 その他にも、ミラン不動の守護神ジャンルイジ・ドンナルンマや、アーセナルの韋駄天エクトル・ベジェリン、チャンピオンズ・リーグ決勝でゴールを決めたマルコ・アセンシオなどフル代表にも名を連ねる豪華な面々が並ぶ。とくにスペインは、トップ20に9人がランクインするなど世代屈指のタレント力を誇る優勝候補だ。
 
 若手の見本市として話題を集める大会だけに、これを機に一気にスターダムにのし上がる選手が現われるか注目したい
 
20位までのランキングは以下の通り。
 
1位:サウール・ニゲス(スペイン/A・マドリー)…4000万ユーロ(約48億円)
2位:レナト・サンチェス(ポルトガル/バイエルン)…3000万ユーロ(約36億円)
   フェデリコ・ベルナルデスキ(イタリア/フィオレンティーナ)…3000万ユーロ(約36億円)
4位:イニャキ・ウィリアムス(スペイン/A・ビルバオ)…2500万ユーロ(約30億円)
   ジャンルイジ・ドンナルンマ(イタリア/ミラン)…2500万ユーロ(約30億円)
   ドメニコ・ベラルディ(イタリア/サッスオーロ)…2500万ユーロ(約30億円)
   エクトル・ベジェリン(スペイン/アーセナル)…2500万ユーロ(約30億円)
8位:ジョアン・カンセロ(ポルトガル/バレンシア)…2000万ユーロ(約24億円)
   マルコ・アセンシオ(スペイン/R・マドリー)…2000万ユーロ(約24億円)
10位:ホセ・ルイス・ガヤ(スペイン/バレンシア)…1800万ユーロ(約22億円)
    デニス・スアレス(スペイン/バルセロナ)…1800万ユーロ(約22億円)
12位:ゴンサロ・グエデス(ポルトガル/パリSG)…1700万ユーロ(約20億円)
    ダニエレ・ルガーニ(イタリア/ユベントス)…1700万ユーロ(約20億円)
14位:マックス・マイヤー(ドイツ/シャルケ)…1600万ユーロ(約19億円)
15位:マルコス・ジョレンテ(スペイン/アラベス)…1500万ユーロ(約18億円)
    ミケル・オジャルサバル(スペイン/R・ソシエダ)…1500万ユーロ(約18億円)
   パトリック・シック(チェコ/サンプドリア)…1500万ユーロ(約18億円)
   マフムード・ダフード(ドイツ/ボルシアMG)…1500万ユーロ(約18億円)
   マッティア・カルダーラ(イタリア/アタランタ)…1500万ユーロ(約18億円)
   ロベルト・ガリアルディーニ(イタリア/インテル)…1500万ユーロ(約18億円)
 
文・ワールドサッカーダイジェスト編集部
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