グリエーズマンが2022年まで契約延長へ、マンU移籍は消滅か…

2017年06月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

退団志願から一転、残留の意向を示していた。

退団志願から一転、アトレティコ残留の意向を示したグリエーズマン。契約を2022年まで延長する運びとなった。(C)Getty Images

 アトレティコ・マドリーはフランス代表FWのアントワーヌ・グリエーズマンと契約延長にこぎ着けたようだ。現地時間6月12日、『アス』紙や『マルカ』紙など複数のスペインメディアが報じている。
 

 グリエーズマンは今夏のアトレティコ退団を志願し、マンチェスター・ユナイテッドやバイエルンが獲得に動いていた。
 
 しかし、CAS(スポーツ仲裁所)が6月1日、FIFAが下したアトレティコへの補強禁止処分に対する軽減・撤回の訴えを棄却すると発表。これでグリエーズマンは一転、「今はアトレティコにとって困難な時期だね。そんな時に退団するのは卑怯だと思う。クラブとももう話したし、僕は来シーズンもアトレティコと共に戦う」と残留する意向を示していた。
 
 マルカ紙は「アトレティコとの契約書にサインをするためにペンを持った」と伝え、グリエーズマンがアトレティコと2022年までの契約延長で合意したとの見解を示した。
 
 今夏の移籍市場の目玉のひとりだったグリエーズマンの残留が濃厚になったことにより、獲得に熱心だったマンチェスター・Uはすでに方向転換を図っている。ここにきてレアル・マドリーのアルバロ・モラタと個人合意に達したとの報道もあり、今後の展開が注目される。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事