【総体・出場校一覧】日曜日も続々と代表校が決定! あなたの出身県はどの強豪が?

2017年06月11日 高校サッカーダイジェスト編集部

広島観音が終了間際の2発で劇的逆転!

雨中の激闘となった広島決勝。観音は主将の山口(10番)を中心に粘り強く戦い、終了間際の逆転劇に繋げた。写真:森田将義

 6月11日、インターハイ(高校総体)の地区予選が全国各地で開催され、兵庫と中国地域4県で決勝戦が行なわれた。
 
 広島決勝は、広島観音と瀬戸内の強豪対決。前半はFW北村友和のパワフルな仕掛けとMF藤原雅弥のサイド突破を仕掛けた後者のペース。観音も負けじとMF山口直也を中心にカウンターを狙ったが、両者とも均衡を破れず前半が終了。
 
 後半も瀬戸内が押し込む時間が続き、後半24分、ついに先制点を奪う。右クロスからFW北村友和がヘディングシュートを放ち、GKが弾いたこぼれ球をMF佐々木達也が頭で押し込んだ。残り10分を切ってからは逃げ切り態勢に入ったが……。
 
 ここから観音が一気に巻き返す。39分にMF安野蓮の縦パスから相手ゴール前に迫り、混戦から途中出場のFW横下友則が同点ゴールを挙げると、アディショナルタイム2分だ。左CKのこぼれ球をまたしても横下が決めて逆転!! 土壇場でゲームをひっくり返した。実に10年ぶりの栄冠を掴んだ。
 
 公立校同士の対決となった兵庫決勝は市立尼崎に軍配。0-0のまま決着が付かず延長戦に突入し、そこで2点を奪って県立西宮を突き放した。初めてのインターハイ出場だ。米子北と鳥取城北が覇権を争った鳥取決勝は、前半こそスコアレスで折り返したものの、後半にプレミアリーグWEST所属の王者が牙をむいた。一気に5ゴールを積み上げ、米子北が見事10連覇を達成している。
 
 岡山は岡山学芸館が玉野光南を、山口では高川学園が宇部工をそれぞれ2-1のスコアで下し、本大会へと駒を進めた。
 

次ページここまで41チームの出場が決定。初エントリーは4校に。

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