【J1ベストイレブン】輝きを放った“トリプル中村”を選出。日本代表GKをMVPに!|14節

2017年06月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

磐田の川又、高橋も出色の出来。

【14節のベストイレブン】

 J1リーグは6月4日に14節の9試合を行なった。ここでは、その9試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。
 
【選出理由】
 日本代表に選出された柏のGK中村が、今節も輝きを放った。ホームで浦和と激突した上位対決では、37分に森脇の強烈なミドルシュートを横っ飛びで防ぎ、56分には関根の至近距離からのショットを阻止。さらに73分に興梠の渾身の一撃をストップと3本のビッグセーブを披露し、浦和の攻撃を見事にシャットアウトした。

 また、柏では無失点に抑えた中村だけでなく、値千金の決勝弾を挙げた中川寛の活躍も際立った。両者ともベストイレブンに選出し、中村を採点『7.5』で今節のMVPに選んだ。

 ホームにG大阪を迎えた磐田では、3人のパフォーマンスが秀逸だった。守備では高橋が、対峙した赤﨑やアデミウソンに強さを発揮し、中盤では中村がゲームをコントロール。攻撃は川又が2ゴール・1アシストでストライカーとしての役割を果たし、各ポジションで3人が確かな存在感を示した。
 
 そのほか、FC東京の大久保はチャンスを確実にものにする決定力で2得点を決め、鹿島の両翼、中村とレアンドロはゴールに直結するプレーで相手にとって脅威になった。
 
 神戸のニウトンは決勝点だけでなく、圧倒的な球際の強さで中盤を掌握。横浜の中澤はディフェンスラインを巧みに統一し、C大阪の山下はゴールだけでなく、大黒柱として最終ラインに落ち着きをもたらした。

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