【J1採点&寸評】C大阪×新潟|エースが1G1Aの活躍も、MOMは最終ラインの大黒柱に

2017年06月05日 前田敏勝

C大阪――センターラインの選手たちがハイパフォーマンス。

【警告】C大阪=ソウザ(74分) 新潟=ソン・ジュフン(67分)、堀米(76分)、成岡(85分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】山下達也(C大阪)

[J1 14節]C大阪 4-0 新潟/6月4日/金鳥スタ
 
【チーム採点・寸評】
C大阪 6.5
前半、相手のカウンターに苦しめられるも、後半、PKを皮切りにセットプレーから4得点。守備も無失点で凌ぎ、新潟にチーム力の差を見せつけた。
 
C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 7
カウンターからのピンチでも冷静に対応し、好セーブを続けて相手をシャットアウト。チームに流れを呼び込んだのは、彼の好パフォーマンスがあったから。
 
DF
5 田中裕介 6
J1では今季初先発。機を見たオーバーラップも見せつつ、カバーリングなど守備でも貢献度は大。新潟の鈴木の突破も巧みに封じた。
 
14 丸橋祐介 6
ホニに対してタイトにディフェンス。多少は相手にチャンスを作られたとはいえ、粘り強い守備で封じた。攻撃面でも頻繁に左サイドで起点となる。
 
22 マテイ・ヨニッチ 6
前半は暑さのせいか身体のキレを欠くところもあったが、ディフェンスラインでの安定したプレーは変わらず。PKでの先制点も呼び込んだ。

MAN OF THE MATCH
23 山下達也 7
前半から思い切りのいい動き出しで相手攻撃陣をハードに抑え込み、最終ラインでも我慢強く対応。ゴールも奪い、攻守両面で存在感発揮。
 
MF
6 ソウザ 7(90+1分OUT)
好ポジショニングでのボール奪取と高い推進力でチームを活性化。警告は余計だったが、直接FKでの得点も含めて、勝利の立役者のひとり。
 
10 山口 蛍 6
ソウザとともに相手の攻撃の芽を摘むプレーはさすが。前半は新潟のカウンターから裏を取られるシーンもあったが、試合全般では安定度高い。
 
16 水沼宏太 6(87分OUT)
開幕戦以来となるJ1での先発。右サイドからのクロスだけでなく、ピッチを広範囲に動き回り、2得点目もアシスト。タフに走り回った。
 
24 山村和也 7
前半からポストプレーでチャンスをお膳立て。相手の厳しいチャージを受けつつも前線で奮闘。勝利を決定づける3点目のゴールは高い技術で流し込む。

次ページC大阪――澤上の投入でチームを活性化。

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