【J1採点&寸評】広島×鹿島|大岩監督初陣を勝利に導いた中村&レアンドロ。広島は柏が孤軍奮闘も深刻な状況に

2017年06月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

広島――サイドアタックで奮闘した柏がただひとりの「6.5」。

【警告】広島=なし 鹿島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】中村充孝(鹿島)

[J1リーグ14節]広島 1-鹿島/6月4日/Eスタ
 
【チーム採点・寸評】
広島 4.5
ミスが多く、球際も甘く、失点を重ねた前半のデキが酷すぎた。後半に気迫を見せて盛り返したところはポジティブに捉えられるが、チーム状況は深刻。
 
【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 4.5
失点してしまった後が問題。チームを奮い立たせられず、ショックを引きずってしまった。
 
DF
33 塩谷 司 4.5(HT OUT)
攻撃参加も相手のカウンターのキッカケに。ひとりだけ悪かったわけではないが、前半での交代も致し方なし。
 
5 千葉和彦 4.5(80分OUT)
厳しく寄せることができず簡単に相手に前を向かれてしまう。ポゼッション時のパス回しにも迷いが見られた。
 
4 水本裕貴 4.5
向かってくる相手に下がって対応することしかできず。フィジカルコンタクトの強さという長所を失っている。
 
MF
14 ミキッチ 5.5(80分OUT)
なんとか活路を見出そうと躍起だった。後半はボールをゴール前に送り込み続けたが質が伴わず。
 
6 青山敏弘 5.5
後半は気持ちを見せたが、前半は相手にやられるがまま。失点のショックを主将が露にしていてはいけない。
 
2 野上結貴 5
ディフェンスラインの前のスペースをケアできず、鹿島の2列目に自由に仕掛けられてしまった。
 
18 柏 好文 6.5
前半からひとりで突破口となり、後半は中央にも入ってチームを推進。柏がいなければ、もっと大変なことになっていた。
 
44 アンデルソン・ロペス 6
前半はミスが多くチームを困らせただけだったが、チームが攻勢に出た後半は存在感を発揮。73分のチャンスが決まっていれば。
 
30 柴﨑晃誠 5.5
柴﨑でさえも前半はミスが多かったが、後半途中からボランチに下がると落ち着きを取り戻してチームを前へ進めた。

次ページ広島――失った自信を取り戻さなければ。

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