【J2採点&寸評】名古屋×金沢|抜け目なく2得点を決めた金沢のエースが最高点!ミス連発の酒井は…

2017年06月03日 今井雄一朗

名古屋――DF酒井が言い訳無用のふたつのミス。

【警告】名古屋=なし 金沢=中美(53分)、太田(55分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】佐藤洸一(金沢)

 [J2リーグ17節]名古屋2-3金沢/6月3日/豊田ス
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 5
前半は今季最高クラスの出来だったにもかかわらず、ゴール前の精度を欠いて逆転負け。失点の仕方は反省しかないが、チームでカバーするリスク管理も必要だった。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK
1 楢﨑正剛 5
セービングなどに減点対象はない。とはいえ、良い流れを断ち切る前半終了間際の凡ミスはいただけない。
 
DF
15 宮原和也 5.5
サイドの攻防で引けを取ることはなかったものの、守備ラインとしてのカバーリングの意識がもう少し欲しかった。
 
36 酒井隆介 4.5
言い訳無用のふたつの重大なミスは看過できるものではない。個の勝負という点で猛省が必要な試合になってしまった。
 
 櫛引一紀 5.5
先制点のアシストは見事なプレー。3失点に対する守備陣としての反省点は多いが、攻守に存在感を見せた。
 
23 青木亮太 5.557 OUT)
サイドバックの枠に捉われない動きで前半は2本のシュートもマーク。劣勢の展開となった後半は、切り札投入のため交代に。
 
MF
28 玉田圭司 5.5 (81OUT)
両ゴール前を往復するような広範囲の動きで攻撃に彩りを加えたが、チームとしても最後の精度を欠いた。
 
 田口泰士 5.5
前節同様に高い位置でのプレーを見せつつ、ゲームメイカーとしても奮闘。まぶたをカットしながら見せた気迫のプレーが実らなかった。

次ページ名古屋――シモビッチ個人のプレーは充実していた。

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