ライオラ代理人が吠える!「ドンナルンマはGKのマラドーナ」「カネに興味はない」「パリ移籍でイブラは…」

2017年06月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ミラニスタのストレスは理解する」と言いながらも…。

サッカー界屈指の敏腕代理人として知られるライオラ。相変わらずのトラッシュトークを展開した。(C)REUTERS/AFLO

 ミランのサポーターは今、この男の発言の一つひとつに振り回されている。契約延長の行方が注目される守護神ジャンルイジ・ドンナルンマの代理人、ミーノ・ライオラのことだ。
 
 イタリア・メディアは先日、痺れを切らしたミランが、2018年6月で満了となる契約の延長に応じなければ、来シーズンはドンナルンマを起用しない方針と報じた。マルコ・ファッソーネCEOも、契約延長交渉をいたずらに先延ばしにできないとし、「プランB」を検討する必要性も仄めかしている。
 
 だが、ライオラ代理人の考えは変わらないようだ。現地時間6月1日付のイタリア紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』で、同代理人は「ドンナルンマはGKのマラドーナだ。彼は奴隷でもロボットでもない。11のトップクラブが彼に関心を寄せている」と、引く手あまたであることを強調した。
 
「契約は2018年までだ。私がミランに、『今サインするか、二度とサインしないかのどちらかだ』などと言ったことはない。別のところに行きたかったら、もう行っているはずだろう?」
 
 ライオラ代理人は「ミラニスタのストレスやサポーターの期待は理解できる。彼はすでにクラブのシンボルだ。経営陣にとっては、今日にでも交渉をまとめられるのが理想的だろう」と述べつつ、中国資本のミラン新経営陣が誕生して間もないことを強調した。
 
「だが、ファッソーネCEOと(マッシミリアーノ・)ミラベッリSDは、就任して1カ月ちょっとだ。落ち着いて仕事をさせよう。自分たちの最終選択の責任は私がすべて負う。ミランとサインする可能性があるか問われれば、答えはイエスだ。ドンナルンマがミランを去る可能性があるか問われても、答えはイエスだよ」
 
 さらに、同代理人は「彼は18歳で人生において重要な決断を下すことを求められている。しっかり考えた末の決断となるだろう。お金のことだけじゃない」と続けている。
 
「ドンナルンマがミランに感謝しなければいけないというのは事実だ。だが、ミランもドンナルンマに感謝しなければいけない。それに、(登用したシニシャ・)ミハイロビッチ監督(現トリノ)にもね」

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