バイエルンやバルサよりも…B・シウバはなぜマンCを選んだのか?【インタビュー】

2017年06月01日 松澤浩三

「クラブの持つ野心やプロジェクトに惹かれた」

5月26日にマンC移籍が発表されたB・シウバ。思いの丈を語ってくれた。写真:マンチェスター・C

 16-17シーズンに大きく飛躍した一人が、モナコで10番を背負ったベルナルド・シウバだ。リーグ・アンとCLにおけるハイパフォーマンスによって、バイエルン、マンチェスター・U、チェルシー、バルセロナ、レアル・マドリーの獲得候補にも挙がる人気銘柄に。しかし、5月26日に早くも推定4300万ポンド(約62億円)でマンチェスター・シティ移籍が決定した。22歳のポルトガル代表MFは数あるオファーからなぜシティを選んだのか、そしてその野望とは? シティ提供の肉声で解き明かす。
 
――マンチェスター・シティの一員となった今の心境は?
 
「最高さ。ここは世界有数のクラブだからね。そのクラブの一員になれたのだから、本当に嬉しいよ。マンチェスター・シティの一員になれて、最高のハッピーだ。素晴らしいチャンスをもらったと思っている。チームの目標達成に協力したい」
 
――シティ移籍を決めた理由は?
 
「一番は、クラブの持つプロジェクトだ。過去数シーズン、マンチェスター・シティは多くの勝利を重ね、タイトルを獲得してきた。僕もメダルを獲得したいんだ。クラブ関係者と話をしたとき、彼らの野望を教えてくれた。より多くのタイトルを勝ち取るというね。つまり、僕の目標と一緒。多くのトッププレーヤー、監督、そしてその他のすべてのスタッフと共に戦えば、それは可能だと思う」
 
――ペップ・グアルディオラの存在は大きかった?
 
「個人的には世界最高の監督だと思っている。そうでなかったとしても、確実に世界で指折りのコーチなのは確実だ。だからもちろん、グアルディオラに教えてもらえる機会が巡ってきたら、決して『ノー』とは言えないよね。誰もが知っているように、監督がバルセロナとバイエルンで残した功績は素晴らしいものだった。そしてシティでも、多くの人が同様の結果を残すことを期待している。一緒に仕事ができてとても嬉しいし、このチャンスをもらえたことを光栄に思う」

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