浮気報道でタレント妻が英国行き希望も…メルテンスがナポリと好条件で契約延長へ

2017年05月24日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

年俸も契約解除金も好条件だ。

今シーズンはCFでブレイクしたメルテンス(左)。夫人のカークホフス(右)はイングランド行きを希望したが、ナポリとの契約延長に合意した。(C)Getty Images

 ここ最近のナポリの優先課題が、2018年6月で契約切れになるドリース・メルテンスの延長交渉だ。
 
 ウイングからCFにコンバートされた今シーズンは、公式戦通算で44試合に出場して33ゴール・15アシスト。決定的な仕事を連発する。この活躍を見てチェルシー、マンチェスター・U、インテル、ウェストハム、エバートンなどが興味を示した。
 
 ナポリとしては一刻も早く新契約を結んで慰留したいところだったが、ネックになっていたのが、TVタレントのカトリン・カークホフス、すなわちメルテンス夫人だ。
 
 今年に入って旦那の浮気の噂がマスコミで流れたこともあり、夫人はイタリアを離れてイングランドに拠点を移すことを希望。ベルギー代表アタッカーの去就の鍵を握った。
 
 しかしここにきて、年俸450万ユーロ(約5億4000万円)、そして活躍からすれば激安と言える3000万ユーロ(約36億円)の契約解除違約金(2018年から国外クラブのみに適応)という好条件で、ナポリとメルテンス夫婦は2020年までの契約延長で合意。間もなく正式発表される見込みだ。
 
 少なくともあと1年は、メルテンスはナポリのシャツを纏う。夫人はこれまで以上に旦那の浮気に目を光らせるかもしれないが……。

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文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
 
※当コラムではディ・マルツィオ氏のオフィシャルサイトにも掲載されていない『サッカーダイジェストWEB』だけの独占記事をお届けします。
 
【著者プロフィール】
Gianluca DI MARZIO(ジャンルカ・ディ・マルツィオ)/1974年3月28日、ナポリ近郊の町に生まれる。パドバ大学在学中の94年に地元のTV局でキャリアをスタートし、2004年から『スカイ・イタリア』に所属する。元プロ監督で現コメンテーターの父ジャンニを通して得た人脈を活かして幅広いネットワークを築き、「移籍マーケットの専門記者」という独自のフィールドを開拓。この分野ではイタリアの第一人者で、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラのバイエルン入りをスクープしてからは、他の欧州諸国でも注目を集めている。
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