【J1採点&寸評】FC東京×柏|クリスティアーノと伊東が柏の攻撃陣を牽引。ただ、チームに落ち着きをもたらした最大の功労者は…

2017年05月14日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

FC東京――林がまさかの失点。手塚のミドルは難しいシュートに見えなかったが…。

【警告】FC東京=なし 柏=中川(82分)
【退場】FC東京=なし 柏=なし
【MAN OF THE MATCH】中村航輔(柏)

[J1・11]FC東京1-2柏/5月14日/味スタ
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 5
試合の流れを掴めないまま33分に失点。2点目を奪われた以降は柏のパスワークに翻ろうされた印象で厳しい戦いを余儀なくされた。それにしても、先行されると勝てない。
 
【FC東京 1-2 柏 PHOTO】柏がリーグ戦5連勝、2位に浮上!

【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 5.5
12分にクリスティアーノのFKを防ぐなど好守は光ったものの、30分に手塚にミドルを決められたのは悔やまれる。そこまで難しいシュートに見えなかったが……。
 
DF
22 徳永悠平 5.5
守備は及第点も、攻撃のリズムを止めてしまうプレーがいくつかあった。その軽率なミスでピンチを招いただけに、総合的には褒められない出来。
 
3 森重真人
前線へのフィードが上手くハマらず、この日はカウンターの起点になれなかった。もっとできるはずだけに、厳しい採点に。
 
5 丸山祐市 5.5
最終ラインの裏を簡単に取られるケースもあり、やや戸惑っているような部分も。森重との連係もいまひとつだった。
 
6 太田宏介 5.5
15分にFKから直接ゴールを狙うと、30分には高精度のクロスで決定機を演出。いずれもゴールに結びつかなかったが、なにかやってくれそうな雰囲気はあった。ただ、2失点目に絡んだのは残念。
 
MF
8 髙萩洋次郎 5.5
捌き役としては機能していた。とはいえ、中盤で違いを生み出すほどの存在感はなく、いつもの凄みはあまり感じられなかった。
 
10 梶山陽平 5(61分OUT)
髙萩と良い距離感を保ちつつ、攻守の両局面に顔を出した前半途中までは及第点。しかし、失点して以降はパスの精度が落ちた。
 
17 河野広貴 5.5(56分OUT)
中盤での献身的な振る舞いは素晴らしかったが、持ち味の攻撃力は……。もっとゴールに近い位置でプレーする回数を増やしたい。
 
38 東 慶悟 5.5
8分に良いコンビネーションからミドル。続く22分にもゴール正面から抑えの利いたシュートと積極的だった。足りなかったのは決定力だけだ。

次ページFC東京──前田はまたしても無得点。30分のヘッドは決めたかった。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事