【J1採点&寸評】甲府×磐田|ボール奪取で魅せた助っ人DFがMOM。磐田は攻撃に狙いが見えず

2017年05月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

甲府――連係面が向上したE・リマが再三のボール奪取。

【警告】甲府=堀米(77分) 磐田=川辺(26分)、宮崎(26分・63分)
【退場】甲府=なし 磐田=宮崎(63分)
【MAN OF THE MATCH】エデル・リマ(甲府)

[J1リーグ10節]甲府0-0磐田/5月7日/中銀スタ
 
【チーム採点・寸評】
甲府 6
裏や左右のスペースに長いパスを散らして相手DFを下げ、第7節・新潟戦などの「持たされた」試合と比べて手詰まり感は無かった。
 
【写真】中村俊輔、ウイルソンが復帰! 堀米は途中出場

【甲府|採点・寸評】
GK
23 岡 大生 6
GKとして「問われる」ようなシュートは皆無。ハイボールの捕球は今日も安定していた。
 
DF
5 新里 亮 6
川又へのロングボールに対する競り合いで圧倒。位置取りや味方との連係も隙はなかった。
 
3 畑尾大翔 6
ギャップを作る、薄くなった状況で対応する場面はほぼ皆無。フィードも含めて確実にプレーしていた。
 
6 エデル・リマ 6.5
周りとの連係が高まり、前に踏み込んで奪う場面が増えた。悪い形からもマイボールにしていた。
 
16 松橋 優 6.5
守備で対人の強さを発揮しただけでなく、後半はシュートを3本放つなど、アグレッシブだった。
 
27 阿部翔平 6(86分OUT)
普段は出し手だが今日はロングボールの受け手として攻撃の幅を作った。ただサイドの崩しは不発。
 
MF
15 兵働昭弘 6.5
背後を突く絶妙のスルーパスでDFの脅威に。ただし彼が放った2度の決定的シュートはカミンスキーが阻止。
 
20 小椋祥平 6.5
遠くからアプローチして奪い切る得意のプレーがいつも以上に光った。カウンターによる突破から相手の退場も誘発。
 
14 田中佑昌 6.5
自陣の守備もこなしつつ、攻撃時は3人目のFWとして相手を押し込み、裏へのスプリントも旺盛だった。

次ページ甲府――ハードワーク、スペースを空ける動きは生かされず…。  

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