【日本人選手の市場価格・番外編】評価上昇中の南野や酒井宏、欧州1年目の柴崎や浅野らの金額は?

2017年05月02日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

酒井宏と浅野は昨夏から50万ユーロのアップ。

酒井宏(右下)と南野(右上)は着実に評価を高めている。欧州挑戦1年目の浅野(左上)と柴崎(左下)は…。

 先日、当サイトでお伝えした「日本人選手の市場価格TOP10」。今回は、トップテンに入らなかった主な選手の市場価格を紹介する(ウェブサイト『transfermarkt』を参考)。
 
 まず、入団1年目の名門マルセイユで不動の右SBとしてチームを支えている酒井宏樹は250万ユーロ。ここまでリーグ戦34試合中33試合に出場(うち先発が32試合)し、フィールドプレーヤーではチームトップの出場時間(2834分)を誇る。入団前の昨夏の時点から、50万ユーロ上昇しているのは当然と言えるだろう。
 
 同じく250万ユーロなのが、オーストリアで3年目のシーズンを送る南野拓実だ。3連覇に向けて首位を独走するレッドブル・ザルツブルクでスーパーサブ的な立ち位置ながら、ここまで得点ランク3位となるチームトップの11ゴールを奪取。約77分に1ゴールという高い得点率は欧州でも注目を集めており、まだ22歳と若いこともあり、今後の上騰が期待される。
 
 いずれも欧州1年目の浅野拓磨と柴崎岳は、ともに200万ユーロだ。
 
 昨夏にアーセナルと契約した時点では150万ユーロだった浅野は、レンタル先のシュツットガルトでの活躍が評価されて50万ユーロのアップ。26試合に出場して4得点・2アシストを記録し、ブンデスリーガ2部で首位に立つチームで貴重な戦力となっている。
 
 今冬にテネリフェに加入した柴崎は、不安障害でデビューまで約1か月半を要すなど、初挑戦の欧州で適応に苦しんでいる。市場価値は入団前と変わらず、横ばいのままだ。
 
 Jリーガーでは、森重真人(FC東京)、槙野智章、西川周作(ともに浦和レッズ)の3人が200万ユーロ。500万ユーロ(約6億円)で国内トップの清武弘嗣(セレッソ大阪)に次ぐ市場価格となっている。
 
 TOP10以外の主な日本人選手の推定市場価格は以下の通り(1ユーロ=120円で換算)。
 
酒井宏樹(マルセイユ/DF)250万ユーロ(約3億円)
 
南野拓実(レッドブル・ザルツブルク/MF)250万ユーロ(約3億円)
 
内田篤人(シャルケ/DF)200万ユーロ(約2億4000万円)
 
長谷部誠(フランクフルト/MF)200万ユーロ(約2億4000万円)
 
浅野拓磨(シュツットガルト/FW)200万ユーロ(約2億4000万円)
 
柴崎岳(テネリフェ/MF)200万ユーロ(約2億4000万円)
 
ハーフナー・マイク(ADO/FW)200万ユーロ(約2億4000万円)
 
森重真人(FC東京/DF)200万ユーロ(約2億4000万円)
 
槙野智章(浦和レッズ/DF)200万ユーロ(約2億4000万円)
 
西川周作(浦和レッズ/GK)200万ユーロ(約2億4000万円)
 
小林祐希(ヘーレンフェーン/MF)175万ユーロ(約2億1000万円)
 
宇佐美貴史(アウクスブルク/FW)150万ユーロ(約1億8000万円)

川島永嗣(メス/GK)80万ユーロ(約9600万円)

文:ワールドサッカーダイジェスト編集部

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