【J1採点&寸評】C大阪×川崎|MOMは1ゴール・1アシストの清武!川崎は拙いパフォーマンスに終始

2017年05月01日 本田健介(サッカーダイジェスト)

C大阪――山村は清武に次ぐ高い働き。

【警告】C大阪=田中(77分) 川崎=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】清武弘嗣(C大阪)

[J1リーグ9節]C大阪2-0川崎/4月30日/ヤンマー
 
【チーム採点・寸評】
C大阪 6.5
川崎の拙いパフォーマンスに助けられたとはいえ、前半から攻め続けて川崎を圧倒。67分に先制した後は、カウンターに切り替え、87分に理想通りの展開から追加点。してやったりの勝利を掴んだ。
 
C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 6
小林のPKは読めなかったが、バーに救われた。その後は大きなピンチもなく、無失点で試合を終えた。
 
DF
2 松田 陸 5.5(65分OUT)
オーバーラップを繰り返し、クロスを送った。だが、パスミスも見られ、後半途中で交代に。その後に決勝点が生まれた。
 
14 丸橋祐介 6(82分OUT)
高い位置を保ち、攻撃に関与。24分には柿谷のスルーパスを受けてシュートを狙い、54分には田坂の股を抜いてPAに侵入するなど、チャンスに絡んだ。65分に山村に上げたクロスも秀逸だった。
 
22 マテイ・ヨニッチ 5.5
やや可哀そうな判定であったが、前半終了間際にPKを取られる。ただ、小林のシュートは外れ、胸をなでおろした。

23 山下達也 6
読みを利かせたディフェンスで何度もボールを回収した。球際での勝負にも負けず、クリーンシートを達成した。
 
MF
6 ソウザ 6.5(84分OUT)
スルスルとバイタルエリアに上がり、ミドルを放った。セカンドボールへの寄せも早く、2次攻撃へつなげた。守備での働きも◎。
 
10 山口 蛍 6
25分の会心の一撃はチョン・ソンリョンのビッグセーブに阻まれた。それでもプレッシャーが少なかったこの日は清武、柿谷らに良いボールを配給した。
 
24 山村和也 6.5
高さだけでなく持ち前のテクニックでボールを収め、シンプルに味方にはたいた。攻撃にリズムをもたらし、67分には先制ゴールをマーク! 貴重な仕事をこなした。

MAN OF THE MATCH
46 清武弘嗣 7
リーグ戦では5試合ぶりの先発。左右に動きながら、相手守備陣の穴を探ると、67分に山村の先制点をアシスト。87分にはC大阪復帰後初ゴールを決めた。

次ページC大阪――柿谷はゴールこそ奪えなかったが…。

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