今夏にミランを去るのは? 本田が確率で断トツの1位…

2017年04月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

なによりも最優先はやはりドンナルンマの慰留だ。

6月30日で契約満了を迎える本田は、99%の確率で退団すると予想された。写真:Alberto LINGRIA

 4月13日に中国資本となったミランは、今夏の移籍市場で小さくない陣容刷新を敢行すると言われている。獲得候補とともに注目を集めるのが、放出候補だ。現地時間27日にはイタリアの移籍サイト『トゥットメルカートウェブ』が独自の退団予測確率を公開している。
 
 同記事はDFのアレッシオ・ロマニョーリ、イニャツィオ・アバーテ、ダビデ・カラブリア、MFのマヌエル・ロカテッリ、リッカルド・モントリーボ、ジャコモ・ボナベントゥーラ、FWのジャンルカ・ラパドゥーラの7人が残留確定と推測。来シーズンもスカッドを形成すると見た。
 
 そして退団の可能性が選手の中で一番慰留すべきは、やはりジャンルイジ・ドンナルンマと提言。18歳にして不動の守護神に定着した超逸材の価値は新首脳陣も重々に承知しており、20倍の年俸とキャプテンマークを約束する新契約をオファー中だ。とはいえ、代理人が一筋縄ではいかないミーノ・ライオラなうえ、マンチェスター勢、ユベントス、レアル・マドリーなどが巨費を用意して狙っているため、退団の可能性が40%はあると見ている。
 
 レンタル組では、主力として活躍するジェラール・デウロフェウとマリオ・パシャリッチ、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督がフィオレンティーナ時代から気に入るマティアス・フェルナンデスの買い取りに動き、大きなインパクトを残せていないルーカス・オカンポスはマルセイユに返却濃厚と予想する。
 
 エバートン保有のデウロフェウは古巣バルセロナが買い戻しに動いており、ミランは再レンタルを画策しているが交渉は具体化しておらず、現時点での退団確率は70%。一方でパシャリッチに関してはチェルシーが復帰を強くは望んでいないため、30%となっている。
 
 攻撃陣では、トッテナムなどが狙うスソは契約延長間近のため5%とほぼ残留確実で、ここまでセリエAで13ゴールとエースにしては物足りないカルロス・バッカは退団確率が70%と見積もられた。
 

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