現役最後のポカールはベスト4敗退…ラームは「勝ちたかった」と無念さ隠さず

2017年04月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

ドルトムントに逆転負けを喫し準決勝で敗退…。

ドルトムント戦が最後のポカールになったラーム。「がっかりしている」と胸の内を明かした。 (C)Getty Images

 現地時間4月26日に行なわれたDFBカップ(ポカール)準決勝で、バイエルンはドルトムントに2-3で敗れた。先制を許し、一度は逆転に成功するも、後半に再び勝ち越され、連覇の夢は潰えた。
 
 今シーズン限りでの引退を表明しているDFフィリップ・ラームにとっては、この試合が最後のポカールとなった。バイエルンの公式サイトは26日、試合終了後の主将のコメントを伝えている。
 
「僕たちは明確なプランを持っていたけれど、残念ながらうまく機能しなかったね。最初の15分間の僕たちのプレーは良くなかったし、一貫性に欠けていた」

 最初はプラン通りに進まなかったものの、途中からはペースを掴んだと彼は語る。
 
「その後は試合をコントロールできた。15分以降は、見ている人にもそれが伝わったと思うよ。(3点目を決めて)2点のリードがあったら、ドルトムントが僕たちに勝つのは難しかっただろう」
 
 しかし、チャンスを作りながらも決めきれず、逆転負けを喫した試合展開に「とてもがっかりしている。決勝に進みたかった」と無念さを滲ませた。
 
 ポカール敗退が決まったバイエルンは、チャンピオンズ・リーグでも準々決勝でレアル・マドリーに敗れており、残すタイトルはブンデスリーガのみとなった。最後はしっかり締めて、去り行く主将にマイスターシャーレをプレゼントしたいところだ。
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