3戦連発の久保裕也にベルギー・メディアが称賛の嵐!

2017年04月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本人初のシーズン20点をマーク!

3試合連続となる得点を決めた久保。その日本代表FWに乗せられるようにヘントもプレーオフ2位を維持し続けている。 (C) Getty Images

 現地時間4月25日、ベルギー・リーグのプレーオフ1第5節でヘントはズルテ・ヴァレヘムを2-0で撃破。その試合で先発出場した日本代表FWの久保裕也は、先制ゴールを決める殊勝な活躍ぶりで勝利に貢献した。
 
 12試合連続で先発出場を果たした久保が魅せたのは24分だった。左サイドからモーゼス・サイモンがロングボールを右サイドに展開。これをトマ・フォケがダイレクトでペナルティーエリア内に折り返すと、ゴール前で待ち構えていた久保が胸で押し込んで、3試合連続弾を決めたのだ。
 
 93分にもクリバリが追加点を挙げ、ズルテ・ヴァレヘムを退けたヘントは、プレーオフ5戦無敗で、首位アンデルレヒトに勝点5差の2位をキープした。
 
 今年1月にヘントへ加入してからベルギー・リーグで8得目を決めた久保は、ヤングボーイズ時代に決めた12点を合わせて、これが今シーズン公式戦で計20ゴール。欧州1部でプレーした日本人として初の大台に乗せた。
 
 得点を量産する久保の評価は、現地メディアでも高まるばかりだ。
 
 ベルギー紙『walfoot』は、「ヘントは、いまだチャンピオンズ・リーグ出場の夢を見ている。そんなバッファロー(ヘントの愛称)は、日本人ストライカーに感謝の気持ちを示すだろう」と称えた。
 
 また、ベルギー・メディア『HLN』は、「メルシー、ユウヤ!」と流れを引き寄せた先制点を決めた久保に感謝の意を表し、「プレーオフ3戦連発で、今シーズンは8ゴール目。冬に移籍してきたプレーヤーとしては悪くない数字だ」と綴った。
 
 そしてベルギー・メディア『スポルト』は、「ヘントはズルテ・ヴァレヘムよりも優れたものを見せた」と見出しを打ち、「久保のゴールは回避不能だった」とゴールまでの一連の流れと胸で決めた日本人FWの得点力を評価した。
 
 コンスタントに得点を決め続けている久保は、年間得点数を一体どこまで伸ばすのか? ベルギー・リーグのプレーオフは残り5試合だ。
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