ジダン監督に批判の声も…クラシコで負傷のベイル、マドリー入団以来17度目の戦線離脱

2017年04月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

バルサ戦で先発復帰も35分に途中交代…。

23日のクラシコで負傷交代したベイル。3~4週間の戦線離脱を強いられることになった。 (C) Getty Images

 レアル・マドリーは現地時間4月25日、ガレス・ベイルが左足ふくらはぎの怪我で戦線を離脱すると発表した。同日にスペインの『as』紙が報じたところによると、離脱期間は3~4週間になると思われる。
 
 ベイルは23日に行なわれたリーガ・エスパニョーラ第33節、バルセロナとの「クラシコ」に先発出場したが、35分に左足を痛めて途中退場した。
 
 この怪我によりベイルは、国内リーグ数試合に加えて、5月2日と10日に開催されるアトレティコ・マドリーとのチャンピオンズ・リーグ(CL)準決勝への出場も厳しくなった。
 
 2013年夏にマドリーへ加入して以来、度々負傷を繰り返してきたベイルの離脱は今回で17度目。『as』紙によると、怪我の箇所の内訳はふくらはぎが9回、左足が6回、右足が2回となっている。
 
 筋肉系のトラブルから復帰したばかりのベイルを、クラシコで先発起用したジネディーヌ・ジダン監督には批判の声も集まっている。
 
 そんな指揮官は試合終了後、クラブの公式サイトを通じて「ベイルはプレーしたがっていたし、起用したことを後悔していない。このような状況をコントロールすることはできない。怪我が軽いものだと願っている」とコメントしている。
 
 復帰したのも束の間、すぐにチームから離れることになったベイルだが、6月3日に行なわれるCL決勝の舞台は、自身の出身地であるウェールズのカーディフ。マドリーがファイナルに勝ち進めば"凱旋"も可能だが、果たして間に合わせることができるか。
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