【J1採点&寸評】鳥栖×神戸|ホーム3連勝の立役者は韓国人FW&CB。神戸は守護神の頑張り報われず

2017年04月23日 荒木英喜

鳥栖――守備陣の身体を張ったプレーが際立つ。

[J1リーグ8節]鳥栖 1-0 神戸/4月22日/ベアスタ
 
【チーム採点・寸評】
鳥栖 6
序盤は神戸のサイドを使った攻撃に苦戦するも、9分にチョ・ドンゴンがゴール前でしぶとさを発揮して先制。その後は粘り強く耐え凌ぎ、最後は移籍後初出場の小林を投入して5バックで守りきるというプラン通りの戦いでホーム3連勝を達成した。
 
 
【鳥栖|採点・寸評】
GK
33 権田修一 6
12本のシュートを浴びたものの正面を突くシュートが多く、それにも落ち着いて対応。DF陣との役割分担もうまくできていた。
 
DF
8 藤田優人 6
前半は小林成豪に背後を突かれる場面もあったが、周りとの連係で徐々に修正。後半には福田にクロスを送るもゴールならず。
 
5 キム・ミンヒョク 6.5
難しいクロスボールをクリアしたり、シュートに身体を張ったり、CBとしての役目をしっかりと果たして零封に貢献。
 
29 谷口博之 6
前節逆転負けの反省を生かして、身体を張った闘争心溢れるプレーと冷静なカバーリングなど的確なプレーで守備を統率した。

23 吉田 豊 6
前半は背後を取られる場面もあったが、後半は修正。攻撃面では原川へ好クロスを供給するも、アシスト未遂に終わる。
 
MF
4 原川 力 5.5(90分OUT)
スペースを消す動きで守備の役割は果たすも、2本のチャンスでシュートを外し、自ら「下手です」と悔やむ。
 
20 小川佳純 6(60分OUT)
リーグ戦初先発で、序盤は守備に迷いがあったが、ビルドアップ時は流石のボールさばきで貢献した。
 
6 福田晃斗 5.5
積極的に守備をこなし、ゴール前へと走るも、光ったのは61分に豊田へ送ったクロスだけだった。
 
7 鎌田大地 5.5
90分にカウンターからGKと1対1のチャンスを迎えたが、追加点は奪えず。中盤の守備は及第点。

次ページ鳥栖――エース豊田は中継役で目立つ。

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