【J1採点&寸評】柏×横浜|MOMは攻守で躍動したレイソルの魂! 齋藤は完全に消される…

2017年04月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

柏――攻守に働いた大谷、齋藤を封じた小池がハイパフォーマンス。

【警告】柏=手塚(42分)、中山(59分) 横浜=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】大谷秀和(柏)

[J1・8節]柏2-0横浜/4月22日(土)/柏

【チーム採点・寸評】
柏 7
長短を織り交ぜたパスで横浜の守備陣をかく乱。両サイドからのアタックが機能し、前半のうちに2ゴールを奪う。後半も組織的なディフェンスで相手に流れを渡さず、快勝を収めた。
 
【柏|採点・寸評】
GK
23 中村航輔 6.5
キャッチミスはまったくなく、フィードも正確。終盤になっても集中力を切らさず、後半アディショナルタイムのピンチも阻止し、見事にクリーンシートを達成した。
 
DF
4 中谷進之介 6.5
カウンター時にH・ヴィエイラに後手を踏む場面もあったが、それ以外は実に安定した対応でチームに落ち着きをもたらした。
 
5 中山雄太 6
ビルドアップ時に雑なパスも少なくなかったが、カウンターを受けた際の引き際の判断は秀逸。相手を抑えながらロングパスを撥ね返し続けた。
 
13 小池龍太 7
対面した齋藤を密着マーク。相手の攻撃の要を封じる働きは、間違いなく大きな勝因のひとつだった。
 
22 輪湖直樹 6
出足の素早いプレスで対面した前田の自由を奪った。大津の守備の負担を減らした意味でもその貢献度は小さくない。
 
MF
MAN OF THE MATCH
7 大谷秀和 7 

守備では中盤で相手を潰してピンチの芽を摘み、フィルター役として躍動。さらに27分にはゴール前まで駆け上がりヘディングでアシストと、柏のバンディエラは攻守において大きなプレゼンスを示した。
 
10 大津祐樹 6.5(90分OUT)
手塚とのワンツーでサイドを突破しチャンスメイクし、先制のPKにつながるクロスを供給。さらに、ワイドの位置に張るだけでなく中央に切り込む仕掛けも効いていた。
 
14 伊東純也 6.5
前めの位置を取りながらも、素早い攻守の切り替えが好印象。小池とともに齋藤を封じた。攻撃でも正確なセンタリングで追加点を演出した。
 
17 手塚康平 6.5(74分 OUT)
攻撃の起点として存在感を発揮。大津とのコンビネーションは良好で、効果的な縦パスから左サイドを幾度も攻略した。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

次ページ柏――今季初ゴールを決めた中川を高く評価。

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