【バルサ×ユーベ|採点&寸評】ボヌッチやキエッリーニがMSNを封殺。イニエスタも輝けず…

2017年04月20日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

枠内シュートはわずか1本で、奇跡の再現はならず。

メッシを軸に攻め込んだバルサ。しかし、枠内シュートはわずか1本とユーベの堅守に完全に封じられた。写真:Alberto LINGRIA

[CL準々決勝セカンドレグ]バルセロナ 0-0 ユベントス/4月19日/カンプ・ノウ
 
【バルセロナ|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 4.5
第1レグを0-3で落とし、パリSG相手に4点差を引っ繰り返したラウンド・オブ16に続く奇跡を狙うも失敗。61%と高いボール支配率を誇り、17本のシュートを放つも、枠内はわずか1本だけでノーゴールと、ユーベの堅守を最後まで崩しきれなかった。2シーズン連続のベスト8敗退だ。
 
監督 ルイス・エンリケ 4.5
いま考えうるベストのスタメンを送り出し、最後は実質2-3-5システムにして捨て身の攻撃に出たが、1ゴールすら奪えなかった。就任1年目に優勝したCLだが、2年目と3年目は8強で散った。
 
[GK]
1 マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン 6
ビッグセーブを強いられるようなシーンは皆無。最終ラインの裏へのボールを飛び出しで防ぐなど、安定感があった。
 
[DF]
20 セルジ・ロベルト 4.5(78分OUT)
第1レグよりも攻撃に絡む頻度が低く、69分に放ったシュートも枠外。もっとラキティッチやメッシと効果的に連携したかった。
 
3 ジェラール・ピケ 6
チームが前掛りなため何度も危険なシーンに遭遇するも、個人能力の高さを利して何とか対応。ラスト15分はパワープレー要員で最前線に入ったが、ゴールには繋がらなかった。
 
23 サミュエル・ウンティティ 6
ピケと同じく広大なスペースをカバーし、イグアインを見ながらクアドラードもケアする難しいタスクをしっかりこなす。
 
18 ジョルディ・アルバ 5.5
出番なしだった第1レグの鬱憤を晴らすかのようにアグレッシブな姿勢を打ち出す。ただ、期待された攻撃に変化をもたらすまでには至らず。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

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