才能は父親譲り? トッティ長男がジュニア大会で得点王に!

2017年04月20日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

5試合で8ゴールを決める大活躍。

昨年10月に開催されたチャリティーマッチで、マラドーナと記念撮影をするトッティの愛息クリスティアン君。(C)Getty Images

 偉大な父親のDNAをしっかりと受け継いでいるようだ。
 
 フランチェスコ・トッティの長男クリスティアン君が、ジュニア大会でゴールを量産し、話題を呼んだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙が伝えている。
 
 現在11歳のクリスティアン君は、父がプレーするローマの下部組織に所属。先週末にローマで開催された大会で5試合に出場すると、8ゴールと大爆発する。チームは3位決定戦でアタランタに敗れて4位に終わったものの、みごと得点王に輝いたのだ。
 
 ちなみに、同じ日に父トッティもアタランタと対戦(セリエA32節)し、87分からピッチに立った。こちらは1-1のドローに終わっている。
 
 2年前に行なわれたU-9の7人制大会では、キャプテンを務め、宿敵ラツィオを3-1で下す原動力となったクリスティアン君。生まれながらにしてジャッロロッソ(黄色と赤。ローマの愛称)の血が流れているようだ。
 
 同紙の取材に対して、トッティの妻イラリー・ブラージさんは、「息子が騒がれるのは好きじゃない。違う名前だったら、誰も注目しなかったはず。過度の期待は重荷でしかないわ」とコメント。とはいえ、この活躍を見れば、期待を抱かずにはいられないだろう。
 
 ロマニスタ(ローマ・ファンの愛称)は、いつの日かクリスティアン君が本拠地オリンピコでプレーする姿を、楽しみにしているはずだ。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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