C・ロナウドがハットトリック! マドリーが延長戦の末にバイエルンを退けCL4強へ!

2017年04月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

バイエルンは一度は同点に追いつくも…。

ハットトリックと大爆発のC・ロナウド。2試合で5ゴールを奪った。(C)Getty Images

 現地時間4月18日、サンチャゴ・ベルナベウでチャンピオンズ・リーグ準々決勝の第2レグ、レアル・マドリー対バイエルン戦が開催された。
 
 ホームのR・マドリーは、左足ふくらはぎを痛めたベイルが欠場したため、システムをいつもの4-3-3から4-1-3-2に変更。イスコがトップ下で起用された。一方のバイエルンは4-2-3-1。ファーストレグを怪我で欠場していたフンメルスとレバンドフスキが先発復帰した。
 
 第1レグを1-2で落とし、後がないバイエルンは序盤から積極的に仕掛ける。9分、左サイドからアラバ、リベリとつなぎ、中に折り返したボールをチアゴが左足でシュート、さらに敵DFがブロックした跳ね返りをロッベンが狙うがわずかにゴールの枠を外れた。
 
 R・マドリーは序盤こそ押し込まれていたものの、次第に得意のカウンターでバイエルンゴールを脅かす。22分、マルセロのクロスにベンゼマが頭で合わせるも、枠に飛ばすことができない。25分にはカルバハルが鋭いミドルシュート、27分にもカルバハルのクロスはノイアーに弾かれて最後はS・ラモスが狙うが、これも相手DFに防がれた。
 
 33分にはカルバハル、ベンゼマとつなぎ、最後はクロースが狙うがボールは枠外へ。35分にもカウンターもC・ロナウドの強烈なシュートがGKノイアーにストップされた。R・マドリーがチャンスを多く作るも決めきれず、前半はこのまま0-0で折り返す。
 
 ゴールが欲しいバイエルンは、ロッベンを中心に攻勢を仕掛ける。50分、左サイドを崩し、中でロッベンが左足でふわりと浮かしたシュートを打つが、ゴールエリア手前でマルセロに惜しくもクリアされた。
 
 しかし、その直後に試合は動く。ドリブルで切り込んだロッベンがペナルティーエリア内でカゼミーロに倒される。カゼミーロの足はロッベンに触れていないように見えたが、主審はファウルの判定。このPKをレバンドフスキが落ち着いて決め、バイエルンが1点を返す。
 
 ベスト4進出のためには2点差以上での勝利が求められるバイエルンは、その後もR・マドリー陣内に押し込んでいく。試合のペースを握られたR・マドリーは、64分にベンゼマを下げ、アセンシオをピッチに送り込む。4-1-4-1の陣形に変更し、C・ロナウドをCF、イスコとアセンシオを両サイドハーフに配置し、バイエルンのサイド攻撃を封じようと試みる。
 
 バイエルンは71分、リベリに代えてD・コスタを、一方のR・マドリーもイスコを下げてL・バスケスを投入する。

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