【J1採点&寸評】FC東京×浦和|華麗な技が光った興梠がMOM。永井に求められているのは守備なのか、攻撃なのか…

2017年04月16日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

FC東京――CBの丸山は14分に痛恨の…。

【警告】FC東京=なし 浦和=なし
【退場】FC東京=なし 浦和=なし
【MAN OF THE MATCH】興梠慎三(浦和)

[J1・7節]FC東京0-1浦和/4月16日/味スタ
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 5
試合序盤はプレスが効いていて悪くなかったが、カウンターから先制されると失速。浦和の守備を最後まで崩しきれなかった。攻撃に関して言えば、ほぼなにもできなかった印象さえある。
 
【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 5.5
14分の被弾は興梠のテクニックを褒めるべきだろう。あれを止めろというのは酷。総合的には悪くないパフォーマンスだった。
 
DF
2 室屋 成 5.5
太田に代わり左SBを担当。何度か良い形でオーバーラップを仕掛けたものの、クロスに精度を欠いた。及第点には届かない出来だろう。
 
3 森重真人
最終ラインをまとめきれなかったという点で厳しい評価に。このところ失点が続いているのは気になる。
 
5 丸山祐市 5
14分、身体を寄せ切れず興梠に先制点を許す。そこまで組織的な守備で浦和を上手く封じていただけに、痛恨とも言えるミスだった。
 
22 徳永悠平 5.5(84分OUT)
右SBで先発。前方に構える永井と連係しながら守備面で奮闘。しかし、34分に永井へのスルーパスはあったが、攻撃面で大きな変化をつけられなかった。
 
MF
10 梶山陽平 5
19分に東のFKをヘッドで合わせられず、ビルドアップの局面では効果的な縦パスが少なかった。ボランチとして機能していたとは言い難い。
 
15 永井謙佑 4.5(63分OUT)
右サイドからまったくと言っていいほど崩せなかった。求められているのは守備なのか、攻撃なのか。中途半端な印象が拭えない。
 
37 橋本拳人 5.5
ポストに直撃した50 分のミドルは浦和に冷や汗をかかせた。もっとつなぎ役になって攻撃に厚みを出してほしかったが、この日のFC東京の中では健闘したほうだ。
 
38 東 慶悟 5.5
前から精力的に追い込み、攻撃の局面になれば良いタイミングで裏に抜け出す。またFKでポストを叩くなど悪い流れを必死に変えようとしていた。
 
44 阿部拓馬 5.5(80分OUT)
シュートへのアプローチは悪くなかった。だが、開始直後のビッグチャンスを外すなど決定力に難。目に見える結果を残せなかった。

次ページFC東京──前田は大久保やP・ウタカが欠場した穴を埋められなかった。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事