「不倫中毒」のギグス、巨額の慰謝料を請求されて…

2017年04月13日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

度重なる不倫の代償は約28億円…。

レストランやホテル業でも成功を収めるなどサッカー以外でも才覚を見せるギグス。しかし、女癖だけはどうにもならないようだ。 (C) Getty Images

 昨年4月に離婚が成立したマンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、ライアン・ギグスとステイシー元夫人が慰謝料で揉めているようだ。英紙『ザ・サン』が報じている。
 
 4月10日に高等裁判所にて2人の聴聞会が行なわれたが、ギグスは仕事で海外に渡航中のため、この日は姿を現さなかった。ステイシーの弁護人を務めるジェームズ・ブラウンは、「ステイシーの焦点は、この裁判を可能な限り早く、友好的に終わらせ、本来の生活に戻ることだ」と述べている。
 
 ステイシー側の要求は、ギグスの4000万ポンドポンド(約56億円)とも言われる総資産のうち少なくとも半分の2000万ポンド(約28億円)。これに対してギグスは、「特別寄与」という制度を持ち出して減額を望んでいるため、交渉は平行線を辿っているようだ。
 
 ギグスはまだ現役だった2011年に元ミス・ウェールズのイモージェン・トーマスとの不倫が発覚し、さらに同時期に実弟の妻であるナターシャとの7年間にも渡る不倫関係も暴露される。当時も離婚の危機に晒された。
 
 それでも、2人の子供の将来を考えて夫婦関係を続けていたが、ギグスの不倫癖は治らない。ガリー・ネビルと共同で設立したホテル・フットボールのPR担当との関係が1年ほど前に発覚し、ついにステイシーの堪忍袋の緒が切れたと言われている。
 
 世の女性からは、「度重なる不倫によって元夫から受けた屈辱は、根こそぎ財産を受けとるに値する程の苦痛」だとし、この破格の要求も妥当と捉えられているようだ。
 
 離婚成立後のステイシーは結婚指輪を捨て、友人とバカンスを楽しむなど自由を謳歌している。一方で、マンチェスター・Uの英雄は未だに結婚指輪をはめた姿が見られるなど未練たらたらで、離婚成立から1年が経つにもかかわらず、新しい家を見つけられず、いまだに元妻と子供たちと一緒に暮らしているという。

 これを機に「不倫中毒」を断ち切り、ピッチ上でそうだったように、せめて2人の子供からは、尊敬を集める人間に生まれ変わってほしいものだ。

文・ワールドサッカーダイジェスト編集部

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