【ACL採点&寸評】川崎×広州恒大|ハイネル、長谷川、中村らが奮闘するも点は奪えず。MOMはゴールを死守した…

2017年04月12日 本田健介(サッカーダイジェスト)

チョン・ソンリョンは好セーブで守備を引き締める。

【警告】川崎=なし 広州恒大=ジャン・リンポン(8分)、リー・シュエポン(90+3分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】チョン・ソンリョン(川崎)

[ACL 4節]川崎フロンターレ(日本) 0-0 広州恒大(中国)/4月12日/等々力

【チーム採点・寸評】
川崎 5.5
 アウェーで対戦した際は広州恒大に押し込まれる時間が長ったが、この日は、勝点3を奪うために積極的に攻めた。アラン、R・グラルを擁する相手の強力な攻撃陣に対しても、守備陣が粘り強く対応。
 
 後半からは中村を投入し、さらに攻勢を強めた。しかし最後までゴールは奪えず。攻守に悪くない出来だっただけに、悔しいドローとなった。

【PHOTO】川崎は広州恒大とスコアレスドローで3位変わらず
 
【採点・寸評】 
GK
MAN OF THE MATCH
1 チョン・ソンリョン 6.5
この日も"神セーブ"は健在。前半にはパウリーニョの強烈なFK2本、アランのミドルを見事にセーブ。後半も安定感抜群だった。
 
DF
3 奈良竜樹 6
鬼気迫るディフェンスで広州恒大の攻撃陣をシャットアウト。身体を投げ出してシュートブロックする姿は頼もしかった。
 
7 車屋紳太郎 6
序盤は長谷川との連係で左サイドを攻め上がった。その後、徐々に自陣へと押し込まれたが、後半は再びエンジン全開。ただ、クロス精度はそこまで高くなかった。

5 谷口彰悟 6
広州恒大の得点源であるアランの動きに目を光らせながら、冷静に最終ラインをコントロール。一方で、持ち上がった際にパスを相手に引っ掛けてしまうシーンがあったのは課題だ。

6 田坂祐介 6
逆サイドの車屋が積極的に攻め上がるなか、バランスを取った。それでも正確なフィードで攻撃を後方支援した。

次ページ攻撃を活性化させた長谷川の働きは評価に値する。

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