【J2採点&寸評】名古屋×讃岐|風間采配がまたも的中!勝負を決めた途中出場の杉本をMOMに

2017年04月08日 今井雄一朗

名古屋――先制点の玉田は、11日に37歳となるとは思えないエネルギッシュな活躍。

【警告】名古屋=F・ガルシア(37分)、ワシントン(45分)、玉田(88分) 讃岐=原(11分)、市村(48分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】杉本竜士(名古屋)

 [JJ2リーグ7節]名古屋2-1讃岐/4月8日/パロ瑞穂
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 6
逆転勝利は劇的にして最高の結果だが、前半の出来を見れば評価はやや抑えめにもなる。いかに自分たちのサッカーに持ち込むかは今後の課題。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK
1 楢﨑正剛 6
それほどセービングの機会はなかったが、安定したプレーで守備陣を下支えした。前半には相手と交錯するも鉄人ぶりを誇示。

DF
15 宮原和也 5.5
広範囲に動き回って守備でも貢献したが、同点にされたシーンは彼が足を滑らせてのボールロストから。その点を考慮してマイナス採点。 

3 櫛引一紀 6.5
ボールがなかなかつながらない時間帯には自ら攻撃参加。守備での強さも見せ、充実ぶりを示した。
 
39 内田健太 6
押し込まれた前半はボールさばきに苦慮する場面も見られたが、後半には積極的なオーバーラップで左サイドを活性化させた。
 
27 杉森考起 5.5 (45OUT)
20歳となって最初の試合だったが、サイドに固執するポジショニングでプレーも手狭になってしまい、無念の交代。 
 
MF
38 永井 龍 6
前半は守備に追われる時間帯が多く、前線に上がっていくもボールが出てこなかった不運も。削られる場面が多かったのは、それだけ要注意人物だったということか。
 
 田口泰士 6
プレシーズンキャンプの練習試合以来、初の実戦でフル出場。まだまだ本調子ではないが、逆転弾を引き出したスルーパスは流石の切れ味。
 
 ワシントン 6.5
本来の動きには程遠い田口をフォローしつつ、攻守に良い働きを見せた。時折見せる軽いプレーは玉に瑕だが、そのパワーはチームに不可欠。
 
28 玉田圭司 6.5 (86OUT)
攻撃の起点として奮戦。名古屋移籍後初ゴールをFKで叩き込み、チームを勇気づけた。11日に37歳となるとは思えないエネルギッシュな活躍。

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