【J1採点&寸評】FC東京×鳥栖|MOMは途中出場で躍動の新FW! 古巣対決だったGK権田は痛恨の…

2017年04月01日 サッカーダイジェスト編集部

FC東京――永井の前半だけでの交代はやむを得ない。

【警告】FC東京=森重(3分)、永井(36分) 鳥栖=吉田(44分)
【退場】FC東京=なし 鳥栖=なし
【MAN OF THE MATCH】ピーター・ウタカ(FC東京)

[J1・5節]FC東京3-3鳥栖/4月1日/味スタ
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 5.5
一時は3-1とリードしながら、終盤にまさかの2失点。「勝負弱い東京」を象徴するゲームになってしまった。最悪の出来ではなかったが、褒められる内容でもない。
 
【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 5.5
67分と終盤のビッグセーブは見事。チームの窮地を救った点で評価に値。しかし、3失点の印象は悪く及第点には届かないだろう。
 
DF
2 室屋 成 5.5
豊田、鎌田、原川らのプレッシングに苦しんだ前半はなかなか良い形で組み立てに絡めなかった。同サイドの永井との連係はいまひとつ。
 
3 森重真人 4.5
開始4分に不運とも言えるPKを献上。代表戦の疲れもあってか、終盤に大きく崩れて"らしくないプレー"を連発した。
 
5 丸山祐市 5
得意の空中戦で豊田に競り負け、イバルボをゴール前でフリーにする場面もあるなど劣勢だった。採点は低めになるだろう。
 
6 太田宏介 5.5
左足のクロスとFKでいくつかチャンスを作ったものの、得点には結びつかなかった。後半のアグレッシブな姿勢は悪くなかったが。
 
MF
15 永井謙佑 4.5(45分OUT)
対峙した吉田のマークに手を焼き、コンビネーションも不発で消えている時間帯が多かった。前半だけでの交代はやむを得ないだろう。
 
23 中島翔哉 5.5(85分OUT)
権田に防がれた21分のシュート、34分のドリブル突破をはじめ、ゴールへの意識は垣間見えた。ただ、決定的な仕事をしたかと言えば……。
 
27 田邉草民 5(58分OUT)
足を骨折した髙萩に代わりボランチで先発出場。しかし、鳥栖の出足の鋭さにフラストレーションを溜めた印象で苦戦を強いられた。
 
37 橋本拳人 6
中盤の底でボールに絡み、展開するまでの動きはまずまず。チームの2点目となるボレーシュートは技術的に素晴らしかった。
 
44 阿部拓馬 6
前半は鳥栖の寄せに苦しんだ。だがスペースが空いてきた後半はドリブルで運ぶ回数が増え、70分には見事なチャンスメイクからP・ウタカのゴールを演出。

次ページFC東京――2ゴールを決めたP・ウタカの活躍は素晴らしい。

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