ジエゴ・コスタが「フランス3強」への移籍に前向き? 酒井宏樹所属のマルセイユも称賛

2017年03月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「フランスは僕がプレーしたことのないところだし、悪くないね」

今シーズンはチェルシーのエースとして活躍するD・コスタ。しかし、移籍に関する噂は絶えない。(C)Getty Images

 ただのリップサービスなのか、それとも――。チェルシーに所属するスペイン代表FWのジエゴ・コスタが、フランス・メディアでリーグ・アン移籍の可能性に扉を開けた。
 
 イングランドでの生活への適応問題もあり、昨夏に古巣アトレティコ・マドリーへの復帰に動いたとされるD・コスタは、今冬のマーケットでも中国リーグへの移籍が騒がれた。今シーズンのプレミアリーグで17ゴールを挙げているチェルシーのチーム得点王だが、去就に関する噂は絶えない。
 
 そのD・コスタは現地時間3月28日のフランス戦(国際親善試合)を前に、同国の『テレフット』のインタビューに応じた。この中で酒井宏樹が所属するマルセイユについて、「彼らに素晴らしいプロジェクトがあり、成長中なのは本当だね」と称賛。同クラブは昨年10月にアメリカン人実業家のフランク・マッコートが新オーナーに就任し、今冬にはフランス代表MFでOBのディミトリ・パイエを2500万ポンド(約35億円)で獲得するなど、名門復活に向けて意気込んでいる。
 
 さらに、D・コスタは「僕はチェルシーでとても満足している。でも、サッカーではどんなことも起こりうるんだ。もしも変えなければいけないのなら、フランスは僕がプレーしたことのないところだし、悪くないね」と、リーグ・アンでのプレーに前向きな姿勢を見せた。
 
「パリ・サンジェルマンがヨーロッパでリスペクトされているチームなのは、みんなが知っていることだ。モナコにも素晴らしいプロジェクトがあり、見事な選手たちがいる」
 
 今シーズンはアントニオ・コンテ新監督の下で再生し、自身2度目となるプレミアリーグ制覇に向かっているD・コスタ。スペインとイングランドでゴールを量産してきたストライカーが、今夏にフランスの「3強」に新たな活躍の場を求めるのか注目される。
 
 なお、スペイン代表は26日、D・コスタが足首の負傷で同日の練習を切り上げたと発表。検査の結果で問題は見つからなかったとのことで、チームに残って代表のメディカルスタッフによる治療を受けるが、フランス戦への出場が危ぶまれている。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事