スペイン代表でのプレーは「贅沢な気分」と語ったイスコ、“禁断の移籍”の噂については…

2017年03月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「良い試合をして、首位を守るという最大の目的を果たせた」

代表18試合で3ゴール目を記録したイスコ。クラブ、代表ともに主力となる日は、いつ到来するか。 (C) Getty Images

 3月24日(現地時間)、ロシア・ワールドカップ欧州予選が各国で行なわれ、スペインは4-1でイスラエルを下した。
 
 ヒホンで行なわれた一戦、ホームのスペインは開始13分にスルーパスで抜け出したシルバが角度のないところから決めて先制、43分にはビトーロが右足のダイレクトシュートで2点目、さらに51分にはD・コスタがCKを頭で沈めてリードを広げた。
 
 75分、イスラエルにポストのはね返りを詰められて1点を許したものの、スペインは87分にイスコが相手GKのタイミングをずらす巧みなシュートを決めてダメ押し。勝点を13に伸ばし、同勝点のイタリアを得失点差(8差)で抑えてグループ7の首位を守った。
 
 69分にイニエスタに代わって出場し、代表通算3点目を決めたレアル・マドリーのイスコは、バルセロナへの"禁断の移籍"が噂されるなど、戦前から話題の存在となっていただけに、試合後はプレーに関することだけでなく、自身の去就についても語ることを余儀なくされていた。
 
 以下は、彼のコメントである。
 
――◇――◇――
 
 我々は良い試合をして、首位を守るという最大の目的を果たすことができた。このチームは驚異的だ。監督や仲間のおかげでこのチームの一員でいられることを、とても嬉しく思っている。
 
 こういう、コンペティティブで、優れた選手が集まったチームでプレーできるのは、とても贅沢な気分だ。スペインは完成されたチームであり、攻守にバランス良く人材が揃っている。僕は自分にできることで、このチームに貢献したい。
 
(バルサ行きの噂について)僕たち選手は、常に色々な噂に晒されることになる。サッカー界が多くの話題を必要としているからだろう。どうして、こういう噂が流れているのか分からない。僕にできるのは、喋ることではなく、ピッチ上でチームのためにプレーすることだけだ。
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