欧州で得点率が最も高い選手は? 18歳の逸材がメッシと並んで1位に!

2017年03月22日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

82分で1ゴールを叩き出す計算に。

全公式戦では18ゴールを奪っているエムバペ。右足が11、左足が3点、ヘッドが4点という内訳だ。(C)Getty Images

 欧州5大リーグで、1ゴールあたりに費やすプレー時間がもっとも短い選手は誰か。いわゆる得点率の高い選手を、フランス紙『レキップ』が紹介している。
 
 対象は10点以上を挙げている選手で、リオネル・メッシ(バルセロナ)と並んで1位となったのは、モナコでブレイク中の18歳キリアン・エムバペだった。
 
 リーガ・エスパニョーラの得点ランクでトップに立っているメッシは、2050分の出場で25ゴール。一方のエムバペは12ゴールながら、出場時間はわずか980分。82分につき1点という得点率を叩き出し、世界一の点取り屋と肩を並べる結果となった。
 
「アンリ2世」とも評されるフランス人ストライカーがその名を轟かせたのが、チャンピオンズ・リーグ(CL)のマンチェスター・シティ戦だ。第1レグで鋭い飛び出しから豪快な1発を決めると、第2レグでも反撃の狼煙を挙げる先制点。ベスト8進出の立役者となった。
 
 リーグ戦でもここ7戦で9発と、文字通り飛ぶ鳥を落とす勢い。4連覇中のパリ・サンジェルマンを抑えて首位を走るチームに貢献している。この3月にはU-21代表を飛び越えて、A代表入りも勝ち取っている。
 
 ちなみに、3位はそのパリSGのエディンソン・カバーニで83分(27ゴール)。同じくリーグ・アン勢のアレクサンドル・ラカゼット(リヨン)が86分で4位(23ゴール)となっている。
 
 欧州屈指のストライカーたちに匹敵するペースでゴールを量産するエムバペ。今後も目が離せない。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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