【J1採点&寸評】新潟×清水|清水がしたたかに2連勝。鄭大世が2試合続けて大仕事!!

2017年03月11日 橋本啓(サッカーダイジェスト)

新潟――個々の出来は悪くなく、DF陣、中盤の大半は及第点に。

【警告】新潟=なし 清水=なし 
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】鄭 大世(清水)

[J1リーグ3節]新潟0-2清水/3月11日/デンカS
 
【チーム採点・寸評】
新潟 5.5
ハイプレスを仕掛け、ショートカウンターを発動する意図は随所に見て取れた。ただ、崩しの局面で精度を欠き、大半のチャンスを生かせなかったのは残念だった。
 
【新潟|採点・寸評】
GK
21 守田達弥 6
2失点したが、パフォーマンスが悪かったわけではない。ハイボールへの対応、前線へのフィードは比較的安定していた。
 
DF
19 矢野貴章 5.5
CKを頭で合わせた38分のシュートは、惜しくもバーに弾かれる。この場面以外は見せ場がなく、ダイナミックな攻撃参加は影を潜めやや大人しかった。
 
2 大野和成 6
球際で競り負けない守備、正確なビルドアップで最終ラインを支えた。それだけに、鄭のマークを一瞬外してしまった失点場面が悔やまれる。
 
4 ソン・ジュフン 6
長身を武器に、空中戦ではほぼ競り勝っていた。CBでコンビを組んだ大野との連係も問題はなく、終始落ち着いていた。
 
23 酒井宣福 6
自らが守る左サイドを突破され失点につながったのは反省点。ただ、局面ごとの判断にミスは見られず、決して悲観すべき出来ではなかった。
 
MF
34 原 輝綺  6
機転を利かせて中盤を幅広くカバー。プロデビュー後、ホームの大観衆の前でのプレーは初ながら、豊富な運動量、判断力を生かしたプレーは健在だった。
 
8 小泉 慶 6
身体を張ったプレーで敵の侵入を阻止。なかでも、白崎の突破にいち早く反応し、的確なカバーリングでピンチを防いだ終盤のワンプレーは見事だった。
 
13 加藤 大 6
自慢のスタミナを生かして攻守に奔走。マッチアップした白崎に自由を与えなかった守備面に加え、61分に遠目からループシュートを放ち沸かせるなど、随所に存在感を見せた。
 
18 成岡 翔 5(61分 OUT
スペースに顔を出してパスを要求してはいたが、良い位置でボールをもらえず苦戦。相手の厳しいマークを掻い潜れず、インパクトを欠いた。

次ページ新潟――課題が残った2トップは及第点より下に。

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