【J1展望】新潟×清水|ボランチ野津田が古巣に恩返し?セットプレーが勝敗の鍵に

2017年03月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

新潟――セットプレーの守備は改善が急務。

故障者/新潟=伊藤、ジャン・パトリック 清水=竹内、河井、村松、カヌ、西部
出場停止/新潟=なし 清水=なし

J1リーグ 第3節
アルビレックス新潟-清水エスパルス
3月11日(土)/15:30/デンカビッグスワンスタジアム

 
アルビレックス新潟
今季成績(2節終了時):11位 勝点1 0勝1分1敗 2得点・3失点

【最新チーム事情】
●前節はゲームの要所を押さえられず、神戸に競り負ける。
●途中出場の田中達也が2試合連続ゴール。
●出場停止だった矢野貴章、ロメロ・フランクが出場可能に。
 
【担当記者の視点】
 前節の神戸戦は、試合開始早々に警戒していたセットプレーからあっさり先制される苦しいスタートとなった。その後、粘り強い守備をベースに反撃のチャンスをうかがい、75分、途中出場の田中が2試合連続ゴールを挙げて追いつきながら、直後にまたもやセットプレーから失点。1-2で競り負けた。
 
 開幕の広島戦を含め、2試合で喫した3失点はいずれもセットプレーから。それも一発で合わされたのではなく、セカンドボールを拾われてから被っているだけに、守備の改善は急務だ。セットプレーの守備を考えれば、出場停止が明ける矢野貴章は、その高さで頼もしい存在になってくれそうだ。
 
 また、2試合の出場停止が解けるロメロ・フランクは、今週のトレーニングで主力組のボランチに入る場面も。出場がかなえば新潟デビューとなり、熱いプレーが期待できるだろう。

次ページ清水――ボランチに野津田を抜擢も。

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