【J1採点&寸評】磐田×仙台|奥埜のビューティフルゴールが炸裂! 磐田はホーム初勝利がお預けに…

2017年03月04日 小田智史(サッカーダイジェスト)

磐田はホームで完封負けを喫し、昨年6月以来のヤマハでの勝利はお預け。

【警告】磐田=なし 仙台=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】奥埜博亮(仙台)

[J1第2節]磐田0-1仙台/3月4日/ヤマハ
 
【チーム採点・寸評】
磐田 5.5
アグレッシブな守備で上々の入りを見せるも、20分過ぎのチャンスを逃すと徐々に失速。奥埜の一撃に散り、昨年6月25日の仙台戦以来となるヤマハスタジアムでの勝利は飾れなかった。

【磐田 0-1 仙台 PHOTO】奥埜のゴールで仙台が2連勝!

【広島|採点・寸評】
GK
21 カミンスキー 6
ピンチにも動じず冷静に対処。ロングスローで味方の上がりを促すなど、攻撃への意識も高かった。失点に関しては奥埜のゴールを褒めるべきだろう。
 
DF
3 大井健太郎 5.5
素早く相手の前に入り、くさびを迎撃。32分には石原との接触で口を切るアクシデントに見舞われながら身体を張っていたが、ゴールをこじ開けられてしまった。
 
13 宮崎智彦 5.5
中央に絞りつつ、アダイウトンの裏のスペースをカバー。守備自体は及第点ながら、攻撃参加はほとんどなく、連動性を欠いた点は次への課題だ。
 
23 山本康裕 5
守備では身体を入れ替えられてボックス内への侵入を許す場面が散見され、攻撃でもギアを上げたい時にパスミス。持ち味をまったく発揮できなかった。
 
35 森下 俊 5.5
石原に肉弾戦を挑み、果敢にファイト。顔面から突っ込むなど気迫が漲っていたが、最終ラインの統率に関しては大井や両SBとのすり合わせを重ねたい。
 
MF
8 ムサエフ 6
豊富な運動量と危機察知能力を生かしてピンチの芽を摘む。攻守の重要な局面に顔を出しており、プレーの精度が上がればチームもさらに活性化するはずだ。
 
9 太田吉彰 5.5(84分OUT)
絶え間なくアップダウンを繰り返してサイドを活性化。スピードに乗ったスプリントが光った一方で、クロスは受け手との息を磨く必要がある。
 
10 中村俊輔 5.5
攻守に泥臭くプレーし、両チーム最多の12.899キロを走破。序盤は前線に残ってフィニッシュへの関与を意識し、ビルドアップが停滞した後半はポジションを下げて組み立て役に切り替えた。それでも、実力から考えればまだまだ物足りない。
 
15 アダイウトン 5
ファーストチャンスのヘディングシュートは枠を捉えられず。カウンターで何度も仙台の守備陣を脅かしたが、如何せん状況判断が悪く、空回りした感は否めない。
 
40 川辺 駿 6(69分OUT)
球際に激しく当たりながら、切り替えのスピードを意識。攻めてはサイドへの展開やスルーパスなど、ボランチの位置からチームに推進力をもたらした。

次ページ決定機を仕留めきれなかった川又を厳しく評価。

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