史上空前の○○○億円! オスカール、テベスら“爆買い”の中国勢が今冬に投じた金額は?

2017年03月01日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

移籍金だけでなく、サラリーも破格。

テベス、オスカール、ヴィツェル、パットらの参戦で注目を集めた中国スーパーリーグ。今夏も大物の到来は続くのか。(C)Getty Images,REUTERS/AFLO

 ビッグネームを次々と買い漁る"爆買い"が話題を呼んだ中国スーパーリーグの冬の移籍市場が、2月28日をもってクローズした。
 
 驚愕に値するのは、1部に所属する全16クラブが投じた移籍金の総額だ。『BBC』によれば3億3100万ポンド(約464億円)で、イングランド・プレミアリーグの2億1500万ポンド(約301億円)を大きく上回った。
 
 外国人選手の移籍金のトップはオスカール(チェルシー→上海上港)で5100万ポンド(約71億4000万円)。2位はオディオン・イガロ(ワトフォード→長春亜泰)の1981万ポンド(約27億7300万円)、3位はアクセル・ヴィツェル(ゼニト→天津権建)の1700万ポンド(約23億8000万円)だった。
 
 その他にもアレッシャンドレ・パット(ビジャレアル→天津権建)、カルロス・テベス(ボカ→上海申花)、エルナネス(ユベントス→河北華夏)、ジョン・オビ・ミケル(チェルシー→天津泰達)といった大物が、この冬に続々と中国入りを果たしている。
 
 サラリーも破格で、テベスの推定年俸は3200万ポンド(約44億8000万円)。これはリオネル・メッシやクリスチアーノ・ロナウドを上回る金額で、2080万ポンド(約29億1200万円)のオスカールや1500万ポンド(約21億円)のヴィツェルも世界トップクラスの給与を手にしている。
 
 外国人枠が従来の「5」(アジア枠を含む)から「3」に削減された影響もあり、中国の各クラブはより質の高いタレントを求めている。夏の移籍マーケットでは今冬に実現しなかったウェイン・ルーニー(マンチェスター・U)、ジエゴ・コスタ(チェルシー)、エディンソン・カバーニ(パリSG)、ラダメル・ファルカオ(モナコ)らの獲得に本腰を入れるか。今後の動向に注目だ。
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