今年も誕生日が来なかった…「2月29日生まれ」のフットボーラー

2017年03月01日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

筆頭格はシャルケのキャプテン。

「2月29日生まれ」の筆頭格はこのヘーベデス。次の誕生日は3年後の2020年だ。(C)Getty Images

 4年に1度の閏年にしか誕生日が来ないのが、そう「2月29日生まれ」だ。
 
 日本の著名人では、『三毛猫ホームズシリーズ』でお馴染みの作家、赤川次郎(69歳)や女優の飯島直子(49)、1月に活動休止を発表したバンド「いきものがかり」のボーカル吉岡聖恵(33歳)などが2月29日生まれだ。
 
 では、ヨーロッパで活躍するフットボーラーに、「2月29日に生まれ」はどのぐらいいるのだろうか。
 
 筆頭格は、シャルケの主将ベネディクト・ヘーベデスだ。2014年のワールドカップ優勝にも貢献したドイツ代表DFは、1988年生まれの29歳。今シーズンはチームの調子が上がらないなか、ディフェンスリーダーとして奮闘を見せている。
 
 ボローニャのMFサフィル・タイデルもそのひとり。フランスのカストルで92年に生を受けた25歳は、フランスの年代別代表に選ばれていたものの、A代表は母親の母国であるアルジェリアを選択している。
 
 将来を嘱望され、13年夏にはボローニャからインテルへ引き抜かれた。そのシーズンは、ワルテル・マッザーリ監督の下で25試合に出場したものの、翌シーズンはサッスオーロへレンタルに出され、15年夏には古巣ボローニャへ完全移籍。インサイドハーフのレギュラークラスとして、攻守両面で活躍している。
 
 最後はアスレティック・ビルバオの不動の左SBミケル・バレンシアガ。ここまでCBエメリック・ラポルトと並びチーム最多の21試合に出場し、堅実な守備でチームを支えている。
 
 欧州5大リーグでプレーする「2月29日生まれ」は、この3人のみと思った以上に少ない。日本では「誕生日が4年に一度では気の毒」という理由で、3月1日生まれで出生届を出すケースが少なくないだけに、もしかしたら海外でも同じ傾向があるのかもしれない。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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