けやき坂46・影山優佳さんが「サッカー愛」、独自の「サンフレッチェ歴代ベスト11」を語る!

2017年02月16日 小田智史(サッカーダイジェスト)

「物心ついた時からサッカーと一緒。サッカーの話をすればみんなが笑顔になる」

「物心ついた時からサッカーがそばにあった」という影山さん。サッカーの話をすれば、家族みんなが笑顔になるという。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 私のサッカーのルーツは両親です。父は昔から日本代表の試合になると、アウェーゲームまで応援しに行くほどのサッカー好きでした。母も一緒に試合についていくうちに好きになったそうで、物心ついた時から影山家にはサッカーがありました。どんなことがあっても、サッカーの話をすればみんなが笑顔になる――。私や家族にとって、サッカーは本当に大きな存在です。

 海外まで試合を観に行ったのは赤ちゃんの頃だったので、残念ながら覚えていません(苦笑)。でも、私がまだ母のお腹にいる時、(2000年の)シドニーオリンピックに行ってサッカーの試合を観たらしいんです。「優佳が生まれる前、一緒にサッカーの試合を観たんだよ」と母から言われたのはよく覚えています。これまで観戦・応援してきたどの試合も印象に残っていますが、これは私の中でも思い出深いエピソードのひとつです。

 サッカーを見始めた頃は、まだルールも分からず、みんなと一緒に応援するのが楽しい、という感覚でした。ゴールが決まったら、ハイタッチして喜んでいましたね。でも、父が「〇〇選手の今の動きは良かったね」と細かい部分を分析しているのを聞いたり、家族でサッカー番組を見ていると「今の動きはこうしたら良かったんじゃない?」、「守備のラインが下がり気味だね」という話題になるので、その話についていくためにハイライト映像を見て勉強しました。戦術面に目が行くようになったのも、やっぱり両親の影響が大きいと思います。今では自然と、ディフェンスラインの位置やラインコントロールに目が行きます(笑)。
 
 最近では、嬉しいことにブログや番組を見てくださったファンの方がサッカーのユニホームを着て握手会に参加してくださったり、「僕もサッカーが好きなんだ」、「この戦術についてどう思う?」と声をかけていただけるようになりました。サッカーという共通の話題ができ、サッカーが大好きなアイドルとして、私のことを覚えてくださる方も増えて、すごく嬉しいです。

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