清武のC大阪復帰は最終段階へ! すでに契約のため帰国の途に

2017年02月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

クラブ間は基本合意に達し、2012年以来のJリーグ復帰へ。

2012年までC大阪でプレーした清武は、その後、ニュルンベルク、ハノーファー、セビージャと欧州クラブを渡り歩いてきた。間もなく、3年ぶりのJ1復帰を果たした古巣への帰還が実現する。写真は5年前のC大阪在籍時。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 スペインの各メディアは1月31日(現地時間)、セビージャの清武弘嗣がセレッソ大阪と契約を交わすため、すでにバルセロナ経由で日本へ向かったと報じた。セビージャ空港でスーツケースを持つ本人の姿も目撃されているという。
 
 昨夏にハノーファーから650万ユーロといわれる移籍金でセビージャに加入したものの、新天地では出場機会に恵まれなかった清武。今冬での移籍を模索し、当初はヘルタ・ベルリンなどのブンデスリーガ勢、この数日はC大阪をはじめとするJリーグの数クラブやMLSのシアトル・サウンダースが新天地候補として挙がっていた。
 
 日本でのプレーを望んだという清武の獲得のため、古巣のC大阪はセビージャと交渉にあたっていたが、当初は移籍金額で折り合わず(セビージャがC大阪の上限額を上回る600万ユーロを要求)、交渉は長期化する可能性も出てきた。
 
 しかし、その後も粘り強い交渉を続けた結果、欧州の冬の移籍市場最終日の1月31日になって、条件面では双方が基本合意し、あとは本人が契約書にサインするだけという最終段階に達したという。
 
 これで清武は2012年以来のJリーグ&C大阪復帰となり、一方、EU外枠が空いたセビージャは、ロサリオ・セントラルから獲得したばかりのアルゼンチン人MFのワルテル・モントーヤをメンバー登録することが可能となる。

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