「ストライカー」のためのナイキ新スパイク『ハイパーヴェノム3』が発売!

2017年01月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

すべての機能が「ゴール」にフォーカスされる。

『ハイパーヴェノム3』を着用する(右から)カバーニ、イグアイン、ケイン、レバンドフスキ、ラッシュフォード。写真:ナイキ

 ロベルト・レバンドフスキをはじめ、ゴンサロ・イグアイン、エディンソン・カバーニ、ハリー・ケインなどワールドクラスのゴールゲッターたちが着用するナイキの新作スパイクが、『ハイパーヴェノム3』だ。
 
 テーマはずばり「CUT,STRIKE,SCORE(切れ込む、撃つ、決める)」。まさにストライカーのための一足となっている。
 
 まずアッパーは、ナイキのフットボールスパイクとしては初の全面フライニット(精密なニット構造加工を施した柔軟性と通気性を兼備した素材)を採用。その中に組み込まれた細かいポロンフォーム素材は、ボールと足のインパクト強度によって固さが変わるかつてない設計だ。弱インパクトの時はソフトになる一方、強インパクトの時は固さが増すので、キックの強弱がより容易になる。
 
 また、6年かけて開発した「ハイパー リアクション プレート」も初採用。固めのナイロン素材でサポート性を高める一方で、屈曲性に優れたペダックス素材を使う。これにより、前足部はまるでランニングシューズのような柔らかさを持つ一方、中後足部はしっかり固定されているので、鋭いカットの動きを助けるのだ。
 
 さらに、前作より17%軽量化されナイキフットボールスパイクでは最軽量(196グラム)となったうえ、有限要素解析データを活かしたトラクションパターン、シューレースと連動させて足の締め付けを調整できる「ナイキフライワイヤー ケーブル」を採用。そして今やナイキフットボールスパイクのお馴染みとなったハイカットのダイナミックフィットカラーは、横方向の安定性がさらに増すなど、様々な機能が進化した。その全てがゴールを奪うことにフォーカスされた、まさに点取り屋のための究極の一足となっている。
 
 開発に携わったナイキフットボールフットウェア シニアデザインディレクターのネイサン・ヴァン・フック氏は、「ストライカーがゴールを決めるために、様々な角度から研究を重ねました。結果、従来では考えられなかった柔らかさ、屈曲性を実現しました。デザインもカットとストライク、そしてスコアを想起させるものになっています。ナイキのテーマである"アートとサイエンスの融合"を実現できたと思っています」と語った。
 
 日本ではハイカットの『ナイキ ハイパーヴェノム ファントム III DFFG』、ローカットの『ナイキ ハイパーヴェノム ファントム III AG-PRO』が、1月31日よりNike FootballアプリNIKE.COMにて先行発売を開始し、2月3日から一部専門店で店頭に並ぶ。
 
【ストライカー特集】
①日本にスーパーFWが生まれないのは「エゴ不足」だけにあらず。ヒントは久保建英や女子選手に
 
②「JリーグのストライカーTOP10」を選出! 投票で1位に輝いたのは?
 
③スアレス、レバンドフスキ、イグアインらはなぜゴールが奪える? 「ストライカー」に必要なフィジカルとメンタル
 
④「世界のストライカーTOP10」を投票選出! 1位に輝いたのは?
 
⓹「ストライカー」を体現する浅野拓磨と鈴木優磨はハリルジャパンの希望だ
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事